くらし 令和7年第3回区議会定例会区長発言[要旨]

11月に、きこえない・きこえにくい人のための、国際的なスポーツ大会「東京2025デフリンピック」が開幕します。この大会に、台東区出身の青山拓朗選手が日本代表として出場予定です。青山選手の活躍を心から期待しています。
区では、保育所や介護・障害福祉サービス等事業者、公衆浴場等に対して光熱費などの支援を行っております。加えて、食品などの値上がりや国の動向を踏まえ、新たに区独自の区民生活応援事業を実施いたします。全世帯を対象に「おこめ券」を配布するとともに、子供がいる世帯などには配布枚数を追加し、子育て世帯をはじめとした区民の暮らしを応援します。
引き続き、社会情勢の変化に応じて必要な施策を的確に実施し、区民生活と事業者を守り支えてまいります。

■安心して子育てができる環境整備
・ベビーシッターによる「一時預かり利用支援事業」の拡充
・保育料無償化の対象を本年4月に遡さかのぼり、第1子に拡大
・令和8年度から「こども誰でも通園制度」を開始
・子供の権利条例の制定に向けた検討を進める
・子育て施策にかかる実施体制の充実を図る

■自主的な健康づくりの推進と予防接種の拡充
◇10月から健康管理アプリ「たいとうヘルシーチャレンジ」の開始
アプリには、楽しみながら健康づくりを続けるための機能を搭載する。

◇小児インフルエンザワクチン接種費用助成の対象に、鼻から接種できるワクチンを追加

◇高齢者など新型コロナウイルスワクチンの定期接種対象者の自己負担額を無料に
接種が受けやすい環境を整えることで、更なる感染症の予防とまん延防止を図る。

■更なる区の魅力発信
◇上野の山文化ゾーンフェスティバル
寛永寺の創建四百周年を記念したイベントを実施し、上野の山の更なる魅力を発信する。

◇大河ドラマ「べらぼう」活用推進
ファッション誌と連携し、蔦屋重三郎が生まれ育った浅草北部地域の商品や、サービスを雑誌に掲載するとともに、WEBサイトやSNSで発信する。

引き続き、多くの方に「江戸たいとう」の魅力に触れてもらい、まちの賑わいや活性化に繋げる。