くらし 夢「北斎桜」がすみだ北斎美術館のシンボルツリーに!
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- 発行日 :
- 自治体名 : 東京都墨田区
- 広報紙名 : 墨田区のお知らせ「すみだ」 2025年4月1日号
●墨田区長 山本 亨
3月15日、すみだ北斎美術館で開催された「北斎桜植樹式」に参加しました。「北斎桜」は、英国から里帰りした品種で、英国人園芸家のコリングウッド・イングラム(1880年から1981年まで)により名付けられた日本国内でも希少な桜です。コリングウッド・イングラムは、欧州にジャポニスム旋風が巻き起こっていた20世紀初頭に、日本から様々な桜を持ち帰りましたが、邸宅の庭園に植えてあった桜の中に学術名のない桜を見付け、自らが敬愛する葛飾 北斎にちなんで「Hokusai」と命名したそうです。
また、隅田川は江戸時代から桜の名所として知られており、本区でも区の木として桜を選定しています。一方、北斎は本区で生まれ、その生涯のほとんどを区内で過ごしました。本区とつながりの深い「桜」と「北斎」。その名を冠する「北斎桜」が植樹されたことは大変喜ばしいことです。
すみだ北斎美術館は、来年で開館10周年を迎えます。この「北斎桜」が1年、2年と大きく成長し、見事な花を咲かせることを願っています。そして、この桜をきっかけに、多くの皆さんに、北斎に親しみや愛着を感じてもらい、北斎が暮らしたこの地の歴史や伝統文化に触れていただきたいと思います。現在、すみだ北斎美術館では、企画展「北斎×プロデューサーズ 蔦屋 重三郎から現代まで」を開催しており、「桜に鷹」など桜をモチーフにした作品も楽しむことができます。すみだ北斎美術館で、春の訪れを感じてみてはいかがでしょうか。