- 発行日 :
- 自治体名 : 東京都墨田区
- 広報紙名 : 墨田区のお知らせ「すみだ」 2025年6月11日号
◆区有財産の現在高
7年3月31日現在の区有財産の現在高は、下のグラフのとおりです。
◆区債(特別区債)の発行残高
学校施設の整備や、まちづくり事業などの公共事業には、多額の経費が掛かります。このため区は、区債を発行し、その財源を確保するとともに、区債の償還を通じて現在から将来にわたる区民の皆さんの世代間の負担の公平化を図っています。
各年度末における区債の残高は、下のグラフのとおりです。
◆一時借入金
一時借入金とは、収入と支出の時期に時間差があることで、事務事業を執行するうえで一時的に資金が不足する場合に、年度内償還を条件として市中銀行などから借り入れる資金のことです。
令和6年度は、この借入れを行う必要がありませんでした。
◆“人”に寄り添い笑顔が輝く すみだの未来をデザインする予算
令和7年度予算は、20年ぶりに新たな基本構想を定め、区民をはじめとした多様な主体とともに、本区の強みである「人と人とのつながり」を基軸に、次のステージへと歩みを進めていく1年となることから、「“人”に寄り添い笑顔が輝く すみだの未来をデザインする予算」として編成しました。
我が国の景気の先行きは、雇用・所得環境が改善する下で、緩やかな回復が続いていくことが期待されています。しかし、物価上昇の継続が消費者マインドの下振れ等を引き起こすことで、個人消費に影響を及ぼし、景気を下押しするリスクとなっています。
また、区財政は、令和7年度予算においても、歳入状況は引き続き堅調に推移するものと見込んだところですが、通商政策などの影響により、今後の景気動向は依然として不透明なため、堅実な財政運営を行う必要があります。
予算の執行に当たっては、「夢と希望を未来につなぐ、強くしなやかなまちづくり」「“夢”実現プロジェクトの推進による持続可能な“すみだ”の実現」「利便性を高めつつ利用者の心に寄り添う、誰一人取り残さない行政サービスの改革」という3つの柱の下に予算計上した各施策の目的が、最少の経費で確実に達成されるよう取り組んでいきますので、区政へのご理解とご協力をお願いします。
問い合わせ:財政担当
【電話】03-5608-6232