くらし 〔お知らせ〕権利擁護センター「めぐろ」令和6年度事業報告

権利擁護センター「めぐろ」は、高齢者や障害のあるかたが地域で安心して自立した生活を送ることができるよう、さまざまな支援を行っています。
また、保健福祉サービス苦情調整委員の事務局としての業務も行っています。

■相談事業
◆一般相談(表1)
成年後見制度の概要、高齢者や障害のあるかたへの福祉サービスの利用・日常的な金銭管理などの相談を受け付けています。

◆専門相談(相談件数78件)
成年後見制度の利用、遺言・相続などについて、弁護士や司法書士による無料相談を行っています(予約制)。

▽表1 一般相談件数

■日常生活自立支援事業・身体障害者等福祉サービス利用援助事業(年度末契約件数54件)
判断能力が十分でない高齢者や障害のあるかたなどに、次の支援を行っています(有料)。
・福祉サービス利用援助(郵便物などの書類整理、各種行政手続きなど)
・日常的な金銭管理(預貯金からの生活費払い戻し、公共料金支払いなど)

■成年後見制度の利用支援事業
◆後見人などの紹介(紹介件数39件)
親族以外の後見人などを希望するかたに、弁護士・司法書士・社会福祉士などの専門家を紹介します。

◆法人後見などの受任(表2)
親族や専門家に後見人を依頼することが困難なかたに、目黒区社会福祉協議会が法人として法定後見人などを受任しています。

◆成年後見制度の啓発・親族後見人へのサポートなど
専門家で構成する「めぐろ成年後見ネットワーク」と協力し、講演会や出張講座、親族後見人支援のための交流会などを実施しています。

▽表2 法定後見人などの年度末受任件数

■保健福祉サービス苦情調整委員による苦情調整事業(相談件数93件)
保健福祉サービスの苦情などを、利用者に代わり法律や福祉の専門家である保健福祉サービス苦情調整委員が中立的な立場で調査し、対応します。

◆苦情申し立て(表3)
苦情調整委員が面談を行い、申立書を受け付けます。

◆苦情調整委員の対応状況(表4)
申し立てについて調査を行い、結果を申立人に通知すると共に、事業者などに改善の要望などを行います。

▽表3 苦情申立件数

▽表4 苦情調整委員の対応件数

令和6年度苦情調整委員運用状況報告書は、8月下旬から、区ウェブサイト、権利擁護センター「めぐろ」(総合庁舎本館1階)、地域包括支援センターでご覧になれます。

問合せ:権利擁護センター「めぐろ」
【電話】5768-3964【FAX】5768-3965