- 発行日 :
- 自治体名 : 東京都渋谷区
- 広報紙名 : しぶや区ニュース 令和7年(2025年)5月1日号
◆増加する特殊詐欺、強盗、「ながらスマホ」事故に注意
◇区民の皆さんが気を付けるべきことはありますか。
髙橋:特に気を付けていただきたいのは特殊詐欺です。最近はSNSやマッチングアプリを使用した投資詐欺・ロマンス詐欺、警察官をかたる特殊詐欺が非常に増えていて、手口も巧妙化しています。ご高齢の人だけでなく、20代から30代の若い人も被害に遭っていますので、十分注意をしていただきたいです。とにかく、お金の話が出てきたらいったんやり取りをやめて冷静になることが大切です。一人で悩まず、身近な人や最寄りの警察署に遠慮なく相談していただければと思います。
羽根:特殊詐欺は「自分も被害に遭うかもしれない」という防犯意識を持つことが大切です。例えばスマートフォンのショートメールに記載されているURLはすぐにクリックしないようにするなど、基本的なことに注意するだけでも多くの被害が防げます。また、子どもの交通安全対策は、保護者自身が一番身近なお手本になります。ぜひ、保護者の皆さんが率先して交通ルールを守ることを心掛けていただきたいです。
竹内:スマートフォンを利用している人は、歩きながらスマートフォンを操作する「ながらスマホ」をしないように注意していただきたいです。過去には、「ながらスマホ」により、周囲に注意が行き届かなくなって交通事故に巻き込まれたり、不審者に後ろをつけられているのに気が付かず、危うく家に侵入されそうになった事案もあります。特にイヤホンをしながらの「ながらスマホ」は非常に危険ですので、ぜひ、やめていただきたいです。
◇最近増えている「闇バイト」による強盗事件を防ぐためにできる対策はありますか?
髙橋:まず、どんな人から電話がかかってきても、自分の資産や家族状況について話さないでください。そのようなことを尋ねる電話がかかってきた時は、すぐに警察へ通報してください。警察官をかたる電話も多いのですが、警察が個人の資産状況などを問い合わせるようなことや、現金の振り込みを依頼することは絶対にありません。自宅の電話を常に留守番電話に設定することも一つの対策になると思います。
竹内:強盗の侵入を防ぐためにも、来訪者には必ずドアチェーンを付けたままで対応しましょう。また、最近では「屋根が壊れている」などと不安をあおってリフォームを勧める「リフォーム詐欺」も増えているので注意してください。無料点検などの飛び込み営業はきっぱりと断る、その場で点検させない、契約しないことを心掛けましょう。困った時はすぐに最寄りの警察署に相談してください。
羽根:空き巣や強盗の犯人は、いつ、どこから、皆さんを見ているか分かりませんので、とにかく隙を与えないことが大事です。たとえ自宅がマンションの高層階であっても、家に多額の現金を保管しない、家にいる時やゴミ捨て時にも玄関や窓に鍵をかけるといった防犯対策を徹底しましょう。防犯カメラやセンサーライト、補助錠といった防犯グッズの設置も有効です。警視庁のホームページでも各種注意喚起を行なっていますし、警視庁防犯アプリ「Digi Police(デジ ポリス)」ではエリアごとの防犯情報なども配信していますので、ぜひ、ご活用ください。
◇令和7年度の重点目標を教えてください。
髙橋:渋谷警察署では、特殊詐欺対策に加え、薬物犯罪の対策にも力を入れていきたいと考えています。最近は、軽い気持ちで大麻をはじめとした薬物に手を出す若者が増えているため、大麻は非常に有害なものだということを正しく理解してもらえるよう、薬物乱用防止教室などの啓発活動に力を入れていきたいです。
竹内:原宿警察署では、万引きと特殊詐欺被害防止を重点目標に掲げています。パトロールの強化に加え、制服の警備員を多く配置していただくなど、お店側にも協力をお願いしていきたいと考えています。
羽根:代々木警察署では、特殊詐欺被害防止と自転車の盗難防止に力を入れ、さまざまな対策を講じていきます。また、昨年は残念ながら交通死亡事故が3件発生してしまったため、「交通死亡事故0ゼロ」も重点目標として掲げています。
◇区民の皆さんにメッセージをお願いします。
髙橋:区民の皆さんが安全を実感し、安心して暮らせるように、また、渋谷を訪れる人が犯罪や事故に巻き込まれることがないように、地域の皆さんと連携し、街の安全の確保に努めていきたいと思います。
竹内:区民の皆さんの声をくみ取りながら、区内3署で力を尽くして区の安全を守っていきたいと考えています。
羽根:子どもから高齢者まで、さまざまな人が暮らし、訪れる、活気ある渋谷の街の安全をしっかりと守っていきます。警察の活動へのご理解とご協力をよろしくお願いします。
≪「渋谷のラジオ」で放送中!≫
髙橋署長、竹内署長、羽根署長へのインタビューは5月6・13日に「渋谷の星」で放送します。
■警視庁防犯アプリ「Digi Police」
都内の犯罪発生情報や防犯情報を確認できる警視庁の防犯アプリです。
◇主な機能
・マップ機能
「マイエリア」や「マイ地点」を登録することで、その地域の犯罪発生状況を地図上に表示できます。
・痴漢撃退機能
画面表示や音声で助けを求めることができます。また、被害者にスマートフォンの画面を見せることで、声を出さずに助けが必要かを確認できます。
・防犯ブザー機能
画面をタップしてブザー音を鳴らすことができます。
・ココ通知機能
あらかじめ登録した人に現在地やメッセージなどの情報を通知できます。
・エリア通知機能
子どもへの声掛け事案や痴漢が連続しているエリアなどに入ると、お知らせを受け取れます。
問合せ:広報コミュニケーション課広報係
【電話】03-3463-1287【FAX】03-5458-4920