- 発行日 :
- 自治体名 : 東京都豊島区
- 広報紙名 : 広報としま 令和7年12月15日号(情報版)
3.豊島区公園等再構築プランについて
165か所ある区の公園や児童遊園は、その6割以上が1,000平方メートル未満の小規模公園で、老朽化した同じような遊具などからなる公園が点在しています。
身近に小さい公園が複数ある本区の特徴に着目して、「のびのび遊べる」「健康・スポーツを楽しむ」「くつろぎ憩える」「緑・自然に親しむ」「安全・安心を担う」「地域交流・にぎわいのある」の6つの役割に分類し、各公園などでその役割を分担し、「コミュニティの場」としての公園や児童遊園となるよう、再構築の検討を進めています。
モデル地区には、地域の核となる大きな公園や、親水施設などの特徴的な機能を有する公園が少ない「高田地域」「巣鴨・西巣鴨地域」「高松・要町・千川地域」の3地域を選定しました。今年3月から開催してきた町会・公園利用者・関係団体へのヒアリングやワークショップでは、「ボール遊びや親水施設が少ない」「遊具が同じものばかりで魅力的でない」「公園に親しみやすい名前や愛称をつけるとよい」といったご意見や「広場や、防災イベントができるインフラを整備してほしい」など具体的な提案が出されました。地域の皆さまの思いと期待を受け止め、モデル地区における公園などの機能分担を整理しました。
令和7年12月には、「豊島区公園等再構築プラン」の素案について、パブリックコメントを実施し、地域の皆さまから愛される魅力ある公園へのリニューアルを進めていきます。
4.「第三次豊島区自転車等の利用と駐輪に関する総合計画」の策定について
これまで、今年度に計画期間が終了する「第二次総合計画」に基づき、自転車走行空間の整備をはじめ、区立駐輪場における幼児座席付きなど「大型自転車が停められるおもいやりゾーン」の整備や、自転車用ヘルメット購入補助などに取り組んでまいりました。今年度中には、全ての区立駐輪場において、キャッシュレス化が完了します。一方、必要な駐輪台数の確保や、全世代が参加する交通安全研修会の実施、区立駐輪場定期利用のオンライン手続き導入などの課題に加え、利用者アンケートや、自転車放置者へのヒアリングなどから見えてくる新たな課題への対応も求められており、自転車の大型化や電動化、電動キックボードやモペットなどの新たなモビリティ(移動手段)に対応できる区立駐輪場の整備や、危険な走行を防止する対策なども進めていく必要があります。
こうした状況を踏まえ、基本構想・基本計画に掲げた「誰もが使いやすい駐輪場の整備」「新たなモビリティに対応した交通安全の機運醸成」の方針に基づく「第三次総合計画」を、今年度策定します。令和7年11月中旬には、素案として、放置自転車対策や区立駐輪場整備などの「とめる」、交通ルールの遵守などの「まもる」、自転車走行空間を整備する「はしる」、シェアサイクルを推進する「いかす」の4つの視点に照らした基本方針と施策を示します。とりわけ、区立駐輪場の計画的な再整備と管理・運営は、他自治体の例も参考にしながら、効率的な経営・管理手法の導入を図ります。パブリックコメントでの意見を踏まえながら、「豊島区自転車等駐車対策協議会」での答申を経て、令和8年3月の計画策定につなげていきます。
5.高齢者の健康応援について
(1)デジタル化による健康事業の展開
令和7年11月から、「高齢者スマートフォン購入費助成事業」を開始しました。本事業では、通信事業者店舗など区内27か所で、購入時にスマホ教室を受講し、区公式LINEなどを登録していただきます。また、10月から、リストバンド型活動量計「ミモリー」を活用した介護予防事業を開始しました。この事業は、「東京Chojuアプリ」と連動した「ミモリー」を参加者に貸与し、日々の活動量を見える化し、としまる体操をはじめとしたフレイル対策事業への参加状況などをアプリに記録することで、活動意欲の向上を図ります。「としま健康チャレンジ!事業」は、健診受診などの参加ポイントをシールで集める方法で実施してきましたが、今後は、多くの区民の皆さま、特に働き盛りや若い世代の参加を促すため、スマートフォンアプリに移行し、来年5月から利用できるよう、準備を進めています。
これらの事業により、区公式LINEのセグメント配信を活用した、そのかたのニーズに合った事業を紹介することで、地域に出る機会と事業参加による交流につなげ、高齢者をはじめとした区民の皆さまの健康支援を進めていきます。
(2)ワクチン接種
令和7年10月から、主に65歳以上のかたを対象に、インフルエンザと新型コロナの定期接種を開始し、対象者には予診票を送付しています。
両ワクチンの自己負担額は、区の補助などにより、昨年度と同額の2,500円とし、重症化予防に効果のあるワクチンの早期接種を広く周知していきます。
