くらし 令和7年度予算特集 (1)

■新たな基本構想・基本計画の実現に向けた第一歩

一般会計の総額:1,705億9,300万円(前年度比11.5%増)

令和7年度予算は、新たな基本構想・基本計画に基づく初めての予算です。
新たな基本構想・基本計画は、豊島区が「こうありたい」という将来のまちの姿を描き、区の今後10年先の未来を描く羅針盤となるものです。
策定にあたり、未来としまミーティング、区民ワークショップ、パブリックコメントなどの実施を通して、
できるだけ多くの区民の皆さまの声をお聞きしながら検討をしてきました。今号では、豊島区のまちづくりの方向性とともに、
令和7年度予算の特徴的な事業について特集します。

※令和7年3月12日時点の情報です。

◆令和7年度予算の特徴
新たな基本構想・基本計画の実現に向け、安全・安心、教育、子ども・若者の孤独・孤立対策、住宅施策などに重点を置いています。
特に、安全・安心分野は前年度比1.4倍を計上しています。
歳出総額:1,705億9,300万円
子ども家庭費 21%
福祉費 19%
都市整備費 16%
区民費 10%
教育費 9%
衛生費 7%
環境清掃費 3%
文化スポーツ費 3%
産業観光費 1%
その他 11%

新規・拡充事業
※投資的経費を除く。
63億7,200万円[190事業]
安全・安心 9%
子育て 19%
教育 25%
福祉 23%
健康 13%
文化・スポーツ 3%
産業・観光 3%
環境 2%
都市再生・道路・公園 3%
※行財政システムなどを除く。

◆予算の概要
○豊島区の目指す将来像3つの理念
・誰もがいつでも主役
平和と人権の尊重された社会の実現
ジェンダー平等の実現
外国人も地域で輝く「多文化共生」の推進

・みんながつながる
参画の推進と情報共有
多様な主体による協働の推進
共創の推進による持続可能な社会の構築

・出会いと笑顔が咲きほこる、憧れのまち
地域に息づく文化・歴史の継承と発展
地域の特性や資源を生かしたまちづくりの推進