くらし 犬を飼育している方へ

令和6年度に、区内で犬が人をかむ事故の届け出が9件ありました。
散歩時には、犬が思わぬ行動をとることがあるので、注意しましょう。

■飼い主として必ず行うこと
犬の登録(生涯1回)と狂犬病予防注射(年1回)が法律で定められています。

◇犬の登録
・マイクロチップを装着している場合は、環境大臣指定登録機関へ飼い主の情報をオンラインで登録し、登録内容が変わった場合は更新する
・マイクロチップを装着していない、または装着しているが環境大臣指定登録機関へ登録をしていない場合は、生活衛生課で鑑札の交付を受ける

◇狂犬病予防注射
狂犬病の予防注射を受け、生活衛生課、各区民事務所等で狂犬病予防注射済票の交付を受ける。
※登録手続き等の詳細は、荒川区ホームページをご覧いただくか、お問い合わせください

■散歩時に注意すること
・破損がないか確認したうえで、必ず首輪・リード(引き綱)を着用させる
・リードを短く持ち、犬を確実に制御できる人が持つ(伸縮自在のリードは使用しない)
・自転車に乗りながら犬を散歩させない
・排せつは散歩前に済ませ、ふんを持ち帰る袋・尿を洗い流す水・消臭剤等を携帯する
・散歩中に排せつをした場合は飼い主が必ず後始末し、ふんは自宅に持ち帰って処分する

■飼い犬が人をかんでしまったら
・応急措置に努め、誠意を持って被害者に対応する
・犬を落ち着かせて隔離する
・必要に応じて、警察に連絡する
・24時間以内に、事故を起こした場所を管轄する保健所等に届け出る(届け出がない場合、罰則の対象になります)
・48時間以内に犬を動物病院へ連れて行き、狂犬病の有無について診察を受ける

■災害に備えて
飼い犬を自宅外へ避難させる場合に備えて、次の準備をしておきましょう。
・普段から人やほかの動物を怖がらないようにする・無駄ぼえをしない・嫌がらずにケージに入る・トイレは決められた場所でする等のしつけをする
・動物のための防災用品(7日分の餌と水、ケージ等)を用意する
・離れてしまっても飼い主の元に戻りやすくするため、飼い犬にマイクロチップを装着する

■熱中症に注意を
飼い犬を夏の暑さから守るために、次の対策をしましょう。
・散歩は早朝や日が暮れた涼しい時間に行く
・こまめに水分補給をさせる
・首に濡らしたタオルや犬用の保冷剤を入れたバンダナを巻く

問合せ:生活衛生課管理係
【電話】内線422