くらし 新金線旅客化の検討を進めています

新金線は新小岩と金町を結ぶ貨物路線として運行されています。
区では、南北の交通網の充実や地域のさらなる発展に向け、新金線の旅客化について、JRや国などの関係機関とともに「新金線旅客化検討委員会」を令和4年度に立ち上げ、専門的な検討を進めてきました。
今後は検討委員会での結果を踏まえ、どのような方法で旅客化を実現していくか、さらに検討を進めていきます。
詳しくは区HPをご覧ください。

■まちの新たな魅力となり、誰もが利用しやすい身近な公共交通の構築をめざしていきます
▽求められる機能
・新小岩と金町を短時間でつなぐ(速達性)
・予定通りの発着時間で、安心して乗車できる(定時性)
・高頻度の運行と輸送力
・誰もが分かりやすく、利用しやすい(利便性・快適性)
・まちの新たなシンボルとなる魅力がある(シンボル性)
・環境に優しい

■整備手法について3つのケースを検討しました
(1)現在ある貨物線の線路を旅客線も走行
貨物線は従来通り運行
メリット:新小岩と金町をより短時間で移動できる
デメリット:
・整備費に多額の借り入れが必要となり、事業運営に課題がある
・整備上の課題が大きい

(2)貨物線の隣に新たに線路を整備
メリット:貨物線と共用しないため、予定通りの発着時間で乗車できる
デメリット:
・整備費が高いため、費用便益比※が低い
※短時間で移動できるなどの効果(便益)を費用(整備費など)と比較したもの
・整備上の課題が大きい

(3)貨物線の隣に新たに専用道路を整備
メリット:早期開通の可能性が高い
デメリット:所要時間や予定通りの発着時間の確保に課題がある

(1)・(2)はLRT※車両の導入を想定しています
(例)芳賀・宇都宮LRTライトライン
※LRT(Light Rail Transit)とは、低床式車両を活用し、道路から停車施設や車両への移動がスムーズに行える他、車両が軽量であるため騒音や振動が抑えられる軌道系交通システムのこと

(3)は連節車両の導入を想定しています
(例)フランスで実際に走行しているデザイン性の高い連節車両

●新金線旅客化の検討状況説明会
それぞれの整備手法のメリットとデメリット、区の検討状況などを説明します。

日時:5月19日(月曜日) 午後6時30分から
会場:新小岩北地区センター(東新小岩6-21-1)
定員:100人

日時:5月21日(水曜日) 午後7時から
会場:金町地区センター(東金町1-22-1)
定員:100人

日時:5月22日(木曜日) 午後6時30分から
会場:高砂地区センター(高砂3-1-39)
定員:100人

▽いずれも
対象:区内在住・在勤・在学の方
申込方法:5月7日(水曜日)午前9時からオンライン申請かファクス(「4面上欄記入事項と参加希望日時」を記入)で(先着順)。
申し込み:交通政策課
【FAX】03-3693-4705

担当課:交通政策課
【電話】03-5875-7986