健康 9月は食生活改善普及運動・健康増進普及月間

【食生活・生活習慣を見直して健康寿命をのばしましょう】
バランスの良い食事は、生活習慣病の予防や健康増進につながります。食事のバランスを整えるためのポイントなどを紹介します。

◆1日3回、主食・主菜・副菜をそろえて食べましょう
区HPでは、野菜を手軽に取るこつや減塩のポイントなど、健康に役立つ情報を紹介しています。

▽主菜(肉・魚・卵・大豆製品)
体をつくるタンパク質や脂質を多く含みます。

▽主食(ごはん・パン・麺類)
体を動かすエネルギーになる炭水化物を多く含みます。

▽副菜(野菜・キノコ・イモ・海藻)
体の調子を整えるビタミンやミネラル、食物繊維などを多く含みます。

1日1回程度、果物、牛乳・乳製品を食べましょう。

◆おいしく減塩して高血圧予防
食塩の取りすぎは高血圧の原因となり、さまざまな生活習慣病のリスクを高めます。1日の食塩摂取量の目標値(男性7.5g未満、女性6.5g未満)をめざして、しょうゆやソースは料理に直接かけずにつけて食べる、汁物は具だくさんにする、だしや香辛料を活用するなど、食べ方や調理法を工夫しましょう。

◆毎日体重を測ってBMIを把握
BMIは、肥満度を表す指標として用いられている体格指数です。18.5未満(65歳以上は20以下)が「やせ」、18.5以上25未満(65歳以上は20を超え25未満)が「適正体重」、25以上が「肥満」に分類されます。
区内では、20~64歳の男性の肥満や65歳以上の方のやせが増えています。毎日体重を測り、自分の体や活動量に対して食事が適量かどうか、BMIを目安にセルフチェックをしましょう。
BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)

◆少しの工夫で、不足しがちな栄養も上手に摂取
▽野菜
野菜は1日350g以上を目標に取りましょう。野菜料理で表すと小鉢5皿分です。
葛飾区保健医療実態調査では、1日に小鉢5皿分以上の野菜を食べている人は全体のわずか3.7%であり、多くの人が野菜不足となっています。
1食当たり小鉢1、2皿分を目安に、料理にトマトを添えたり、汁物やカレー、炒め物などいつものメニューに野菜を多く入れてみましょう。コンビニやスーパーで売っているスティック野菜やサラダなどを活用すると、手軽に野菜を取ることができます。外食では、野菜の小鉢が付いた定食メニューを選ぶなど、野菜の摂取量を増やすために少しの工夫から始めてみませんか。

▽果物
果物は1日に200g程度取りましょう。
おやつや食後のデザートとして取ることもおすすめです。果物は、ジュースや加工品にすると栄養素が損なわれたり、糖質の過剰摂取につながったりする可能性があるため、生のまま食べることが理想的です。
持病があり、果物の摂取の制限を受けている方は医師の指示に従ってください。

〔200gの目安〕
・梨1/2個+みかん1個
・リンゴ1/2個+バナナ1本

▽乳製品
乳製品に含まれるカルシウムは、丈夫な骨を維持するために必要な栄養素の一つです。
牛乳やヨーグルトなどの乳製品を1日1回程度、食事やおやつに組み込んでみましょう。

■かつしかの元気食堂を利用してもっと健康に
かつしかの元気食堂は、栄養バランスの良いメニューの提供や塩分を控えた注文ができるなど、
地域の健康を支える飲食店です。
登録店の一覧など、詳しくは区HPをご覧ください。

▽アンケートにご協力ください
かつしかの元気食堂を利用したことがない方も回答できます。アンケートに回答すると健康グッズや、非常食にもなるフリーズドライの食品などが抽選で当たります。

対象:区内在住・在勤・在学の方
回答方法:オンラインで、11月30日(日曜日)まで。

▽かつしかの元気食堂モニターを募集します
区が指定するかつしかの元気食堂を利用した後、オンラインで写真や感想などを報告していただきます。
アンケートにお答えいただいた方に1,000円分のプリペイドカードをプレゼントします。

対象:区内在住でオンラインによる活動報告が可能な方 20人
申込方法:オンライン申請で、9月30日(火曜日)まで(多数抽選)。

担当課:健康推進課
【電話】03-3602-1268