くらし 小平市長選挙 小林洋子氏が当選
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- 発行日 :
- 自治体名 : 東京都小平市
- 広報紙名 : 市報こだいら 令和7年4月20日号
市長就任にあたって
小平市長 小林洋子
このたび、多くの市民の皆様のご支援をいただき、2期目の市政運営を担わせていただくことになりました。
小平市の将来人口推計をみると、今後は少子高齢化や人口減少が進みます。財政状況も厳しくなることが想定されますが、さまざまな課題と向き合い、市民の皆様が「小平市に住んでいてよかった」と思えるまちづくりを推進し、小平市の将来像「つながり、共に創るまち こだいら」の実現に向けて、着実に歩みを進めて参ります。
そのためにまず必要なことは、物価高対策です。これまでも、国や東京都、商工会と連携し、4年間で百59億円の支援を実施してきました。今後も、家庭用防犯カメラなどの購入費の補助、事業者物価高騰応援金などの支援を実施し、市民生活・市内経済を守ることを第一に考え、困窮する市民や明日に不安を抱える事業者に寄り添い、市民の命と暮らしを守るための市政運営に努めます。
そして防災・防犯で安全安心なまちづくりです。避難所運営マニュアルがすべての小中学校などの避難所に整備されました。今後は、在宅避難を進めて、自助の備えを講じている市民の割合を百%にするとともに、共助・公助の取り組みも進めます。
また、子育て・教育で選ばれるまちづくりでは、病児・病後児保育施設の整備やこどもの居場所の充実など、多様化するニーズに応え、さまざまな支援を継続して行い、時流に合った必要な施策を実施していきます。
最後に、小平らしさを大切に、さらに発展するまちづくりに向けた、公共施設マネジメントの取り組みです。特に中央エリアの整備は、物価高騰が続く中、時機を逃せば、さらに事業費は上がり、将来世代の負担が増すことも考えられます。耐震性能や防災機能を向上し、利用者が安心して利用できる建物や環境は、市民の生命を守るという観点からも必要不可欠なものです。市民の声を活かし、多世代交流などによりにぎわいが生まれ、多くの方に利用してもらえる、わくわくするような施設づくりを推進します。
これからも、市民の皆様とともに新たな挑戦をしながら、誰もが健やかに安心して暮らせるまちづくりを進めて参ります。
■市長選挙の結果
任期満了に伴い、4月6日(日)に市長選挙が行われ、即日開票の結果、小林洋子氏が当選しました。
当日有権者数は、158,150人で、投票率は38.68%(前回は39.20%)でした。
任期は、令和11年4月10日までです。
開票結果は下表のとおりです(敬称略)。
※氏名の下の( )は党派。
小林洋子(無所属)33,677票
松岡あつし(無所属)22,162票
宮川かずゆき(無所属)4,873票
問合せ:選挙管理委員会事務局
【電話】042-346-9576