くらし 市長コラム多摩の風 第137回

■小さい秋。見つけませんか。
アプリでかんたん!楽しく歩いて健幸に!TAMAるんるん♪という「健幸ポイント事業」が10月から始まりました。
多摩のまち。歩いていますか。紅色に輝くヒガンバナ、ピンクやオレンジなどカラフルなコスモスを見るようになりました。
遊歩道や雑木林の近くで白いブラシのような花が咲くイヌショウマや紫の花を咲かせるノハラアザミなどに出会うことも。草むらからウマオイ、ショウリョウバッタが飛び出したり、コオロギやアオマツムシの鳴く声、キタテハ、アカタテハなど文様の美しいチョウや赤とんぼの乱舞に秋を感じる時も。
まちを歩くと、新しいお店がオープンしている、変身できそうな服や帽子、魚屋で脂がのったサンマなど心や胃のときめきを感じるかもしれません。
そうは言っても天気は「降れば豪雨晴れれば猛暑」ですし、「四季」を感じる風情は遠のき、夏と冬だけの「二季」だなんて、ここはどこの国かと。
とはいえ、11月23日(祝)には多摩市健康づくり推進員協議会主催「多摩さわやかウオーキング大会」も開催されます。5km、8km、14‌kmの3コースが用意されています。一緒に歩きませんか。
なお、「健幸ポイント」ですが、お持ちのスマートフォンにアプリ「WoLN」をインストールしてください。日々の歩数などに応じてポイントが貯まります。詳細は、多摩市公式ホームページなどでご確認ください。ウオーキングで小さい秋、見つけませんか。
(多摩市長 阿部裕行)