くらし 〔まちのわだい〕大島公園だより No.146

「ラクダのツバサがすくすく成長しています」

日差しが和らぎ、過ごしやすい季節となりました。6月号で第一報をお伝えしましたが、大島公園動物園では約45年ぶりにフタコブラクダが誕生しました。椿桜(ツバサ)と名付けられた子供は生まれた直後に50kgだった体重が、8月には200kgを超え、隣のラマよりも大きくなりました。まだ時々母親のカエデに母乳を要求して飲んでいる様子もみられますが、母親と同じ乾草も食べています。父親のテンテンとの距離も、お互いの様子を見ながら徐々に縮めているところです。これからの寒い季節に備えてラクダはモコモコの冬毛になっていきます。体の成長のみならず、季節による容姿の変化を見に来てください。