くらし 令和八年年頭所感 八丈町長山下奉也

町民の皆さまへ、謹んで新年のごあいさつを申し上げます。
昨年10月に八丈町を襲った台風第22号及び第23号により、大きな被害が広範囲で発生しました。被災された全ての皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。また、水源が土砂災害などの被害を受けたことで、台風通過後も大規模な断水が継続し、町内全域での断水解消まで1ヶ月以上の期間を要しました。
ご不便をおかけしました皆さまへ、心よりお詫び申し上げます。
水道の復旧、倒木や土砂の撤去による道路交通の確保、家屋などの被害調査、災害廃棄物の処理、自衛隊による炊き出し支援や入浴支援など、台風災害への対応は非常に多岐に渡りましたが、国、東京都、自衛隊、島内外の関係機関など、数多くの方々の支援を受けて取り組んでおり、関係者の皆さまのご尽力に、心より感謝申し上げます。
町民の皆さまにおかれましては、断水時のボランティア活動や近隣の方々へのお声掛けなど、支え合う様子がありましたが、災害時に必要となる自助・共助の大切さを痛感させられました。
また、当町に心を寄せていただいた方々からは、物資や義援金などの支援をいただいており、心より感謝申し上げます。
罹災証明に関しては東京都などの協力により調査・発行が行われ、被災の状況によっては被災者生活再建支援事業につなげるなど、被災された皆さまの生活再建支援に取り組んでいます。
この度の台風災害では、基幹産業である観光業・農業・漁業に大きな打撃を与え、観光業では断水や観光施設などの被害、農業では強風による施設や花卉園芸への被害、漁業では断水の影響で製氷できず出漁ができない期間が発生しました。
水道供給の安定化や災害廃棄物の処理など、災害対応はまだ続きますが、町民の皆さまが一日も早く台風被害前の平穏な日常を取り戻せるように、産業の再建、振興及び生活基盤の強化に向けて、皆さまのご意見や現場の実情を踏まえ、関係機関と連携し、全力を尽くして取り組んでまいります。
新たな年を復興の年とするために、町民の皆さまのご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。