くらし 小さな気づきからみんなで防ぐ高齢者虐待

■高齢者虐待を未然に防ごう
介護に疲れを感じ認知症の人の介護に悩んだら、一人で悩まず専門機関へ相談しましょう。些細なことでも、相談することが高齢者虐待防止の第一歩です。
高齢者虐待は、特別な人や特別な環境によって発生するものではありません。介護の方法や認知症について理解を深め、介護保険サービスなどの利用できるサービスを活用しましょう。

■高齢者虐待を早期に発見しよう
高齢者虐待は、家庭や施設など閉ざされた環境で発生するため表面化しにくく、虐待をしている人、虐待を受けている高齢者双方にその自覚がないこともあります。
高齢者やそのご家族の言動、暮らしの様子などから虐待に繋がる小さなサインに気づいたら相談窓口へ知らせることが大切です。
ご家族が一人で介護を抱え込まないよう、周りの人が温かい言葉をかけて、日々の生活のなかで、一人ひとりが少し「気にかける」ことで、虐待を未然に防げます。

▽高齢者虐待の定義
身体的虐待:身体に痛みを与えたり、怪我をさせる行為
介護放棄・放任(ネグレクト):介護を意図的に怠る、介護をしない行為
心理的虐待:暴言を吐いたり、無視したり強く拒絶する態度をとること
性的虐待:高齢者にわいせつな行為をすること、わいせつな行為をさせること
経済的虐待:財産を不正に利用したり、本人の同意なしに財産を処分したりすること

高齢者虐待に関する相談窓口:
地域包括支援センター(櫻壽会内)【電話】9-5660
福祉健康課高齢福祉係【電話】9-5670