しごと 八盛隊が聞く!第6回

■神出鬼没!島の魅力を届ける キッチンカー対談!
町で良く見かけるキッチンカー、その中から今回は、庁舎に出店してくれた2台、「Bulblue cafe stand」と「おさかなキッチン」のおふたりにお話を伺いました。
八丈島へ移住してからのキッチンカー営業の魅力や苦労について、ざっくばらんに語っていただきました。

▽キッチンカーを始めたきっかけを教えてください。
(Bulblue)大金あやさん
島に来たのが2020年で、翌年にキッチンカーを始めました。もともとやるつもりで車を持ってきて、偶然出会った整備士さんに改造をお願いしたんです。

(おさかなキッチン)小﨑阿理さん
私は2020年に移住して、キッチンカーは2024年3月からスタートしました。

▽店名の由来は?
あや:八丈島でよく見かけるイソヒヨドリ(イソコッコ)のように、島の暮らしに自然となじむ存在になりたいと思って。英語名の「Bulbul」と「八丈ブルー」を掛けて「Bulblue」と名付けました。
阿理:私は「いい感じの響きだな!」って感じで、フィーリングで決めました(笑)

▽八丈島にキッチンカーって似合いますよね?
あや:ほんとにそう思います。自然の音がBGMになって、島そのものがカフェみたい。ホームページにも「島全体がカフェスポット」って書いてるんですよ。夏は底土海水浴場で「海辺のキッチンカーズ」と称して、みんなで海の家を盛り上げています。
阿理:でも始めてみたら想像以上に大変でした!風の強い日が多くて…お祭りとかイベント出店はすごく楽しいんですけどね。

▽キッチンカーをやって良かったことは?
阿理:やっぱり人との出会いですね。すごく増えました。
あや:自分らしく働けるのが嬉しいですし、これから挑戦する人のお役に立てたら、と思っています。

▽天候が悪い日も多いですが、材料の調達は?
阿理:使えるものは島のものを使っています。コラボ商品で、島内の生産者の方から「一緒にやろう」と声をかけてもらえるのがすごく嬉しいです!どんどん声をかけてください!
あや:できるだけ島の中でまかなうようにしています。長期欠航が続くと牛乳が手に入りづらくなりますけど…。

▽商品はどうやって考えていますか?
あや:お客さんとの会話がヒントになります。考え込まずにピンと来たらやってみるタイプ。この前も八高生から「タピオカ飲みたい!」って聞いて、すぐに取り入れました(笑)
阿理:主力商品のフィッシュバーガーは主人が考えました。レシピもオリジナルで、色々な調味料を組み合わせて美味しくするのが得意なようです。あとは思いつきでひらめいたものを作ってみたりしています!

▽島の人たちをお客さんとして見た印象は?
あや:島の皆さんは気さくで温かくて、いつも支えられています。
阿理:X(旧Twitter)での反応も、みんなあたたかいです。正直で真っ直ぐな人が多い印象です。

おふたりとも、ありがとうございました!
島の暮らしに寄り添いながら、キッチンカーという形でたくさんの人に笑顔を届けている姿が印象的でした。
これからも、島のいろいろな場所で活躍されるのを楽しみにしています!(構成…八盛隊)

問い合わせ:企画財政課企画係
【電話】2-1120