- 発行日 :
- 自治体名 : 東京都八丈町
- 広報紙名 : 広報はちじょう 2025年11月号
4月、八丈町に東京島しょ地域で初となる放課後等デイサービス事業所「放課後クラブいっぽ(運営:一般社団法人はじめの一歩)」が三根地区に開所しました!
■放課後等デイサービスとは
「個別のニーズにあわせ、成長を支える」
心身に障がいがあるなど、療育の必要性が認められる就学児童(小学1年~高校3年)を対象とした児童福祉法に基づく障がい福祉サービスで、授業の終了後または夏休みなどの休業日に利用します。サービスは、一人ひとりのニーズにあわせた支援計画に基づき、児童指導員や保育士などの有資格のスタッフにより提供されます。車による送迎も可能です。
■放課後等デイサービスの4つの役割
「本人支援、家族支援、移行支援、地域支援・地域連携を総合的に提供します」
個々の子どもの障がいの状態や発達の状態、障がいの特性などに応じた発達上のニーズに合わせて本人への発達支援を行うほか、子どもの発達の基盤となる家族への支援を行います。また、全ての子どもが共に成長できるよう、学校などと連携を図りながら、小学生の年齢においては放課後児童クラブなどとの併行利用や移行に向けた支援を行うとともに、学齢期全般において地域の一員としての役割の発揮や地域の社会活動への参加・交流を行うことができるよう支援を行います。
■放課後クラブいっぽの4つの基本活動
(1)自立支援と日常生活の充実の為の支援
生活スキルや将来の自立を目指すために必要となるスキルを身に着けるための支援を行います。例えば、着替え・身だしなみ・手洗い・歯磨き・買物・お金の管理・基本的なコミュニケーションなど。
(2)創作活動
「表現をすることの喜び」を体験して豊かな感性を育むための支援を行います。例えば、自然に触れる機会を設けて、草木や小さな生き物を観察したり、机上での工作、集団での制作活動を実施して学校や家庭とは異なる創作活動の場を提供します。
(3)地域交流の機会の提供
子どもたちの社会経験の幅を広げていくために、地域の中で多くの人たちとの交流ができる機会を持てるような支援を行います。例えば、地域の行事やボランティアに参加する、ほかの福祉サービス事業所と連携して合同のイベントを行う、小さな子どもや高齢者の方々との多世代交流を行うなど。
(4)余暇活動の提供
学校や家庭では経験することが難しい余暇活動の機会を作り、様々な経験を積み上げていく支援を行います。例えば、休日を利用して事業所のみんなで外出や特別感のあるイベントを企画します。自分自身をリラックスさせる方法を学んだり、子どもたち自身が「自分のやりたいこと」を自己選択できたり、発信できるようになることを目指した支援を行います。
■このサービスをご利用するには
ご利用を検討されている場合は、下記までご相談ください。利用要件や手続き方法は町ホームページ(本紙右の二次元コード)でもご確認いただけます。
問い合わせ:福祉健康課障がい福祉係
【電話】2-5570
