- 発行日 :
- 自治体名 : 神奈川県川崎市
- 広報紙名 : かわさき市政だより 2025(令和7)年5月1日号
このコーナーでは、市に関連するデータを活用し、川崎の魅力を紹介していきます。
■第2回 子どもたちの「わかる」を調査!
市では、子どもたちの可能性を最大限引き出せるよう、さまざまな取り組みを進めており、特集で紹介した「みんなの校庭プロジェクト」もその一つです。
今回は、文部科学省が毎年実施している、全国学力・学習状況調査のデータを活用して、市の取り組みを紹介していきます。
下記は令和6年度調査で「授業の内容がよくわかる」と回答した市内の中学3年生の回答結果を10年前と比較したものです。
◇国語
平成27年度:74.2%
令和6年度:?
◇数学
平成27年度:70.6%
令和6年度:76.1%
出典:文部科学省「全国学力・学習状況調査」
■データクイズ
回答結果のうち、最も増加率が高かったのは中学3年生の国語となりました。増加率は次のうちのどれでしょう
(1)約5%
(2)約7%
(3)約10%
■データクイズの答え
答えは(3)の約10%で、回答結果は84.3%になります。
市では、子どもたちの「わかる」の向上に向け、必要に応じて授業の終わりに、今日の学びを振り返る活動を取り入れ、自分ができるようになったことを子どもたちが自覚できるようにしています。
また、教師が積極的に子どものよさを褒めて、そのよさをクラス全体に広げていくことも、子どもたちの「わかる」の実感につながっていると考えています。
今後も引き続き「わかる」の実感を大切にした授業を推進していきます。