- 発行日 :
- 自治体名 : 神奈川県川崎市宮前区
- 広報紙名 : かわさき市政だより みやまえ区版 2025年4月号
■4月6日~15日は「春の全国交通安全運動」期間です
4月は新入学児童・園児が通園・通学を始める季節です。尊い命を守るため、大人が交通ルールを守り、子どものお手本になりましょう。
■横断歩道を渡るとき
▽4、5月は小学生の交通事故が増加
新学期が始まる4月から5月にかけて、子どもの交通事故が多発します。6年1月から12月に区内で発生した小学生の交通事故のうち、4、5月の事故が約4割を占めます。横断歩道では必ず立ち止まり、右と左をよく見て、安全を確かめてから渡るよう注意しましょう。
▽保護者(大人)の皆さんへ
「車が来ていないか必ず安全確認する」「手をあげて道路を渡る」「横断中も周りを確認する」など、子どもへ繰り返し注意を促しましょう。
▽歩きスマホは危険!
「歩きスマホ」は他の歩行者や車両、信号などに気が付かず重大な交通事故につながる恐れがあります。大変危険なので絶対にやめましょう。
■自転車、電動キックボードに乗るとき
▽ヘルメットを着用!
自転車・電動キックボードなどの交通事故では、ヘルメット非着用時の致死率は、着用時と比べて約1.9倍と高くなっています。利用時は必ずヘルメットを着用しましょう。
▽交通ルールを守りましょう
交通事故のうち、自転車が関係するものの割合は増加傾向にありますが、その6割以上で、安全不確認や一時不停止など、自転車側にも違反がありました。また、昨年11月から自転車運転中にスマートフォンなどを使用する「ながら運転」の罰則が強化されるとともに、「自転車の酒気帯び運転」が新たに罰則の対象となりました。
「自転車も 乗れば車の 仲間入り」。自転車もルールを守りましょう。
■車を運転するとき
▽横断歩道は歩行者優先!
横断歩道は歩行者優先です。運転手には横断歩道手前での減速義務や停止義務があります。歩行者の横断を妨げないよう、歩行者や他の車両に対する「思いやり・ゆずり合い」の気持ちを持って運転しましょう。
スマートフォンやカーナビなどの注視や通話などをしながら運転する「ながら運転」は大変危険です。絶対にやめましょう。
▽チャイルドシートの適正な使用が子どもの命を守ります!
チャイルドシート不使用者(6歳未満)の致死率は適正使用者の約4.2倍です。子どもに大人用のシートベルトを着用させると、事故が起きたときに肩のベルトが首に食い込んだり、腰のベルトが腹部を圧迫したりする危険があります。正しく使用しましょう。
150cm未満の子どもは、6歳以上であってもチャイルドシートの使用が推奨されています。
適正使用:0.09%
不使用:0.36%
約4.2倍
少数点第3位以下も含めて算出
■『宮前区アイ作戦』を行っています
宮前区交通安全対策協議会では、春の全国交通安全運動期間にあわせ、小学校入学式当日に区内全域で街頭監視・通学路街頭指導を行う「宮前区アイ作戦」を実施しています。
「アイ作戦」とは、愛(アイ)する宮前区から交通事故をなくすため、区民みんなの眼(アイ)で監視し、交通安全ルール遵守の徹底とマナー向上を訴える運動で、今年は4月7日に実施します。
区内の町内会・自治会が中心となって、交通安全ののぼり旗などを手に、区内各所の交差点などで運転者や歩行者に交通安全の呼びかけを行うとともに、新入学児童の見守りを行っています。
問い合わせ:区役所危機管理担当
【電話】044-856-3137【FAX】044-856-3280