くらし 〔YOKOSUKA HOT TOPICS〕毎月、本市の旬な情報や話題をお届けします!

■〔記者会見で発表〕進む、企業との連携歩みを止めない横須賀
◆産後の負担軽減にさらに利用しやすい「産後ケア」へ
「産後ケア」では、産後の一定期間内に、市内の医療機関や助産院、または自宅で助産師などによるサポートを実施。母子の心身のケアや育児相談を行うことで、安心した子育て環境の整備につながります。
今回、産後ケアの利便性向上を目指し、対象期間を広げて利用料を減額。さらに、株式会社グッドバトンとともに、予約システムの「あずかるこちゃん産後ケア」の実証実験を開始。既に導入済みの病児・病後児保育センターの予約システム「あずかるこちゃん」とともに、子育てを支援するための体制づくりに努めていきます。

▽〔Point〕対象期間を広げ、利用料を減額
今年から、子どもの対象期間を「1歳未満」に拡充したほか、利用料金を減額。予約システムと併せて、これまでよりも利用しやすい産後ケアに。

▽〔Point〕あずかるこちゃん
病児・病後児保育センターの利用予約を24時間スマートフォンで簡単に申し込めるシステムとして、2021年に導入。今回新たに、「あずかるこちゃん産後ケア」のシステムを取り入れ、産後ケアの利用予約も簡単に。これまでは利用者が市や施設に何度か電話をする必要がありましたが、今回の実証実験により、いつでも手元のスマートフォンで手続きが可能に。

問合せ:こども家庭支援課
【電話】822-8933

◆秋谷が新たな交流拠点にリノベーションによる跡地の利活用
今年3月末をもって老朽化を理由に廃止となった、秋谷老人福祉センター。立石公園を目の前に富士山を望む、風光明めいび媚で魅力的な場に位置しています。廃止後の跡地について、市では地域の皆さんから意見を聞きながら、活用に向けた検討を進めてきました。現在、株式会社Stapleによって、秋谷老人福祉センターのリノベーションに向けた計画が進行中。施設の完成により、秋谷地域の人だけでなく、市内・市外のあらゆる人を引きつけ、横須賀の西海岸の魅力を強く発信できる新たな交流拠点となることが期待できます。

▽〔Point〕立地を生かし、誰もが過ごしやすい場に
リノベーションした建物には、宿泊施設を中心とした複合施設を設け、加えて、同敷地内には地域の皆さんが集い活動できる「地域活動スペース」を新設予定。複合施設では、銭湯やカフェ、客室などを備え、「この地で生活する」ということを感じてもらえる造りに。
地域活動スペースは、おしゃべりを楽しめる集いの場として、地域の皆さんが利用しやすい空間を構築。今後改修工事を経て、2026年秋の施設開設を目指します。

問合せ:企画調整課
【電話】822-8309

◆新たな障害者雇用の場「はーとふる農園よこすか」を開設
障害のある人の就労機会の創出を目的に、日建リース工業株式会社とともに、「はーとふる農園よこすか」の開設に向けて検討を進めてきました。今回の開設にあたっては、浦賀火葬場跡地などを活用。全3エリアのうち、第1エリアは9月開設を目指しています。
本農園の開設により、障害のある人の就労機会を拡充するほか、地域からサポートスタッフを採用することで、新たな雇用創出や地域経済の発展も期待できます。

▽〔Point〕「はーとふる農園よこすか」で働くメリット
1)生まれる、横須賀で働く喜び
今回の開設は、障害のあるお子さんを持つお母さんの思いがきっかけで実現。障害のある人がそれぞれの特性に応じた農作業に従事するなかで、地域経済への貢献を通じて、仕事への達成感を得ることができます。
また、障害のある人自身だけでなく家族にとっても喜びが生まれる機会に。

2)「ベビーリーフ栽培」がカギに
はーとふる農園のベビーリーフ栽培は、種植えから収穫までの流れを、年11回にわたって行うことができます。
また、食べやすい一口サイズで収穫するため、高値での取引が可能。障害のある人の収入の安定と経済的な自立が期待できます。

問合せ:FM推進課
【電話】822-9617