健康 保健師に聞く予防のポイント

■保健師
気温が上がる時季に向けて、体が暑さに慣れる準備をしましょう。汗ばむ程度の運動や入浴は、熱を放出しやすい体にします。体調と相談しながら、無理せず行いましょう。

■みんなに気を付けてほしいこと!
▽どこでも
・こまめな水分補給
・通気性の良い衣服の着用
・熱中症警戒アラートをチェック

▽室内で
・適切にエアコンを利用
・遮光カーテンやすだれを利用
・室温を定期的に確認

▽屋外で
・日傘の利用や帽子の着用
・日陰の利用、休憩を忘れずに
・気温の高い日や天気の良い日は、日中の外出を控える

■特に注意をしてほしい人!
▽高齢者
65歳以上の高齢者は、体温調節機能や、暑さ・水分不足に対する感覚が弱くなっているため、特に注意が必要です。自分の感覚だけに頼らず、温度計を定期的に確認し、目安として室温が28℃を超えたら、積極的に冷房を使用しましょう。

▽子ども
抱っこやベビーカーは、熱がこもりやすくなるので注意が必要です。お出掛けのときは、こまめな水分補給のための水筒や、頭部や背中を冷やす保冷剤を忘れずに。クールシェアスポットもご活用ください。

▽障害のある人
自分で症状を訴えられないこともあります。周りにいる人が必要に応じて水分補給を促すなど気を配りましょう。

▽持病のある人
服薬を忘れずに。経口補水液などは、塩分・糖分が体に影響を与える可能性があるため、かかりつけ医に相談を。

問合せ：市民健康課
【電話】61-3943