くらし 新庁舎等整備に関する計画の一部を見直し「両輪案」を検討

市では、災害時の業務継続、建物の老朽化、スペース不足などの課題を解決するため、深沢地域整備事業用地への本庁舎移転計画を進めてきました。しかし、移転に必要な位置条例改正案が否決されたことを受け、市議会や市民への説明・対話を重ねてきたものの、必要な賛同数に至っていない状況です。また、対話の中では、計画の趣旨に理解をいただく一方で、本庁舎の現所在地に対する歴史的・地域的な思いを多く伺いました。
こうした状況やご意見を真摯(しんし)に受け止め、市民の安全安心を守るための災害に強いまちづくりという根本的な考えは変えず、位置条例改正を不要とする「両輪案」での庁舎整備を検討しています。

■「両輪案」とは
・現在地本庁舎…現在地に本庁舎は残し、議会や政策判断などの機能を引き続き担います
・深沢新庁舎……防災機能を備えた拠点として、市民の安全安心を支える役割を担います

◇現在地本庁舎
・窓口サービス
・事務所(主に政策判断の機能)
・市民活動
・市議会

◇深沢新庁舎
・窓口サービス
・事務所(子育て・福祉などのほか防災機能も整備)
・市民活動
・消防
計画の一部見直しについて、8月に行った市民説明会での説明内容(動画)や資料、質疑について市ホームページに掲載しています…新庁舎等の整備市民説明会(計画の一部見直しを含めた今後の進め方について)

問合せ:市街地整備課庁舎整備担当