- 発行日 :
- 自治体名 : 神奈川県鎌倉市
- 広報紙名 : 広報かまくら 2025年10月1日号
■2拠点でまちの安心を着実に進める「両輪体制」へ
これまで市役所本庁舎を深沢に移転する方向で取り組みを進めてきました。しかし、「鎌倉市役所の位置を定める条例」(2/3の特別多数議決)の改正が困難な状況の中、本事業の一番の目的である「市民の安全安心を守るため、大規模災害時にも業務継続ができる安全な庁舎整備を早期に実現する」ことを目指して、従来の方針を見直し、本事業を着実に進めるための案をまとめました。
◇新たな方針案
▽本庁舎(鎌倉・現在地)
・位置付け…本庁舎(現行の位置条例のまま)
・役割や機能など…
市政の意思を形づくる機能など(議会・政策判断など)を引き続き担う拠点
窓口サービスの機能を維持
市民の活動や交流の場
・面積など…
約13,160平方メートル
地上2階地下1階
・職員数…100~200人程度
・整備方法…新築(建て替え)
▽新庁舎(深沢)
・位置付け…分庁舎(条例の制定不要)
・役割や機能など…
大規模災害が発生した際に、行政の業務を継続できる防災機能を備えた新拠点
市民の活動や交流の場
親子がつどい、子どもをまんなかにつながる場
・面積など…
約24,300平方メートル
地上5階+免震層
・職員数…600~700人程度
・整備方法…新築
◇意見を募集
▽素案の閲覧場所
市ホームページ・市役所ロビー・図書館・鎌倉生涯学習センター・支所・市街地整備課庁舎整備担当(本庁舎3階)
▽意見の提出
閲覧場所にある意見書か任意の用紙(書式自由)に、住所・氏名・電話番号を記入の上、10月17日(必着)までに、回収箱(支所以外)・郵送・ファクス・Eメールか直接、同課(【Eメール】[email protected])へ。e-kanagawa電子申請も可
◇市民対話を開催
とき:10月5日(日曜日)・6日(月曜日)・8日(水曜日)
新方針の説明と意見交換を行います。詳細は市ホームページを。
また、ご希望があれば、自治会・町内会などを対象に職員が説明に伺いますので、同課へ連絡を。
市ホームページ…新庁舎等の整備における「両輪体制」方針(素案)に対する意見募集について
問合せ:市街地整備課庁舎整備担当