くらし 厚木愛通信

厚木市長　山口貴裕

バケツをひっくり返したような大雨と空を切り裂く稲光―。5月31日と6月1日に荻野運動公園で開催するはずだった「モルックジャパンオープン」の初日は、悪天候の影響でまさかの中止に。世界大会にもつながるモルックの大会を招致し、各地から320チーム、大会役員を含め1800人の皆さんをお迎えしていただけに残念な心持ちでした。
「できなかったらどうしよう」。不安を抱えて迎えた2日目、眼前には見事な快晴が広がっていました。短縮日程になりましたが、会場の至る所で熱戦が展開。一投に臨む選手からは緊張感が伝わってきました。
全国的な人気が高まるモルックは、木の棒を投げて点数の書かれたピンを倒す競技です。皆さんの熱気に誘われて挑戦してみると、これがなかなか難しい。3回目でようやくピンを倒せたのですが、悔しさが残るのでリベンジに向けて子どもたちと練習します。
本市では、「スポーツの聖地づくり」を目指しています。メジャースポーツもいいですが、モルックのようなニュースポーツは誰にでもできるのが魅力です。今後も全国大会の招致などを通じ、本市の魅力の発信と活気にあふれるまちづくりを進めていきます。