広報あつぎ 第1450号(2025年7月1日発行)

発行号の内容
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子育て
田んぼもぼくらの教室 「足が抜けないよ」「ちゃんと深く植えるんだよ」。青空の下、一面に広がる下依知の水田に、子どもたちのにぎやかな声が響き渡ります。初めて入る田んぼの感触に興奮してはしゃぎ、顔や体を泥まみれにしながら「元気なお米が育つように」と苗を植えていきます。 依知南小学校では、食や農業の大切さを教えるため、地元の農家などと協力して28年前から田植えの体験授業を実施。約280人の子どもたちが植えた苗からは、250キ...
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くらし
【Zoom Up】みんなで取り組む空き家対策 家の将来を考えよう 少子高齢化による人口減少や核家族化が進む中、誰もが空き家の所有者になる可能性があります。空き家が放置されると老朽化による倒壊や害虫の発生、不法侵入による犯罪などのリスクが高まります。トラブルを未然に防ぐため、事前に管理・活用方法を考えましょう。 近年、不動産の所有者が亡くなっても相続されず、土地や建物が放置されるケースが増えています。2024年度の調査で確認できた市内の空き家は590戸で減少傾向に...
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しごと
【Zoom Up】皆さんの“やりたい”をサポート 起業スクールを開講 起業・独立の夢を後押しする「あつぎ起業スクール」の申し込みが、7月1日から始まります。多くの起業家を輩出した創業支援のプロから、起業・経営に欠かせない知識を幅広く学べます。 起業スクールは、市内で事業を立ち上げる方をサポートする取り組みで、2008年に始まりました。16年間で599人が受講し、144人の起業家を輩出。より多くの皆さんの夢を後押しするため、今年からは受講者枠を30人から40人に増やし...
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くらし
事故に遭わない心掛けを 水の事故に注意 市内の川では毎年、水の事故が発生しています。一人一人が事故を起こさない行動を心掛け、川のレジャーを楽しみましょう。 ■市内河川への救助隊出動件数 ■事故を防ぐ6つのポイント ・子どもだけで遊ばない・遊ばせない ・子どもから目を離さない ・自分の泳力を過信しない ・お酒を飲んだら川に入らない ・溺れている人を見つけたら周囲に知らせ、119番通報する ・応急手当ての知識を身に付ける 問合せ:警防課 【...
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講座
参加者募集 あつぎ食育アドバイザー養成講座 食の豊富な知識を身に付け、地域で食生活改善や食育を推進するボランティアを養成する講座を開催します。 日時: (1)9月3日~10月24日 (2)11月5日~12月17日 (各全10回) 会場:あつぎ市民交流プラザ 対象:食のボランティアとして活動する意欲がある市内在住の18歳以上16人(託児あり。1歳~小学3年生5人。要予約。抽選) 費用:2000円(食材費の一部、テキスト代ほか) 申込み:健康医...
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くらし
【特集】再出発を支える 歩み出す背中に手を 犯罪や非行をした人が新たな一歩を踏み出すため、背中を押す役割を担う保護司や協力雇用主。過ちを犯した人が自らの過去と向き合い、社会の中へ戻るために寄り添う皆さんの姿を追いました。 ■保護観察とは 犯罪や非行をした人が再び過ちを繰り返さないように、社会生活の中で専門知識を持つ保護観察官や民間ボランティアの保護司が指導と支援をする制度。 ■働くことで生きがいを 協力雇用主・静科(金田) 住宅街の一角にあ...
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くらし
街のNEWS あつトピ! ■花から安らぎを ▽市内産のバラを市長へ贈呈 市園芸協会花き温室部会バラ部会の皆さんが山口貴裕市長を訪ね、バラの消費拡大をPRするため市内産のバラを贈呈しました。 バラは「愛」や「感謝」の象徴として、父の日に贈られる花として知られています。市内では年間約18万本が生産され、市場への出荷のほか、JAあつぎなどの直売所で販売されています。 贈呈式で大村太一バラ部会長は、「冬の期間に、一輪一輪を大切に育...
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くらし
みんなで祝おう!70周年 2025年2月1日、市制施行70周年を迎えました。節目の年を皆さんとお祝いするため、スポーツ・文化芸術・歴史など幅広い分野で事業を実施。連載では、旬な話題を紹介していきます。 ■今月の話題 ▽井上純×壁画プロジェクト ライブペインティング 厚木市出身のアーティスト・井上純さんによるライブペインティングを5月15日から22日まで、市役所新庁舎建設地の仮囲い(中町2-2)で行いました。 テーマは、厚木...
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くらし
厚木愛通信 厚木市長 山口貴裕 バケツをひっくり返したような大雨と空を切り裂く稲光―。5月31日と6月1日に荻野運動公園で開催するはずだった「モルックジャパンオープン」の初日は、悪天候の影響でまさかの中止に。世界大会にもつながるモルックの大会を招致し、各地から320チーム、大会役員を含め1800人の皆さんをお迎えしていただけに残念な心持ちでした。 「できなかったらどうしよう」。不安を抱えて迎えた2日目、眼前に...
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くらし
あつぎのしゃしん。 「アジサイ」 #6月12日撮影 #七沢森林公園 #梅雨 #niceatsugi 市公式インスタグラムで公開中
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その他
タウンガイド(1) ■あかちゃんハイハイレース 7月12日、10時~14時30分。アミューあつぎ。専用コースをハイハイし、ゴールを目指す。定員120人。無料。 申込み:不要。先着順。 問合せ:商業観光課 【電話】225-2840。 ■あつぎストリートフェス(市民協働提案事業) 7月19日、17時30分~19時30分。中町花の公園。路上ミュージシャンによるストリートライブ。無料。 申込み:不要。 問合せ:文化魅力創造課...
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その他
タウンガイド(2) ■ペットボトルキャップを使ったリサイクル体験教室 8月6日、10~12時。あつぎ市民交流プラザ。ペットボトルキャップでアクセサリーやペンダントを作る。市内在住の小学生と保護者30人。無料。 申込み:7月18日までに環境事業課【電話】225-2793へ。抽選。講座予約システム。 ■後期高齢者医療制度資格確認書を送付 現在の保険証の有効期限は、7月31日までです。7月中に新しい医療資格確認書を特定記録...
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文化
市制70周年記念事業 記念映画「キリコのタクト~YELL~」 観客エキストラ募集 映画の豪華キャストが大集結。クライマックスを飾るシーンに、エキストラとして出演しませんか。 日時:8月22~24日 (1)8~13時 (2)13~18時 (3)18~22時 会場:文化会館 役柄:合唱コンクール会場の観客 対象:市内在住在勤在学の小学生以上各日1000人 申込み:8月1日までに市HPから申し込み。抽選。 問合せ:広報シティプロモーション課 【電話】225-2040
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くらし
みんなの声でつくるまち ■意見交換会 ▽子育て支援センターリニューアル 7月15日、10~11時。あつぎ市民交流プラザ。 申込み:不要(託児あり。1歳以上5人。7月8日までに要予約)。 問合せ:こども家庭センター 【電話】225-2926。 「厚木市 市民参加」で検索
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講座
市内の大学で楽しく学ぶ あつぎ協働大学特別講座 市内大学と協働で講座を開きます。 ●なぜヒツジのからだはモコモコしているのか? 日時:7月24日 10~12時 会場:東京農業大学 内容:羊と触れ合い、羊毛でマスコットを作る 対象:市内在住の小学5・6年生10人 費用:407円(保険代、教材費) ■米国TV『SHOGUN』「将軍」の歴史的背景(無料) 日時:8月23日 10~12時 会場:松蔭大学厚木ステーションキャンパス 内容:戦国から江戸時代...
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スポーツ
市制70周年記念事業 楽しく体力・健康維持 卓球クリニック 参加無料 プロ卓球選手から直接、技術指導が受けられます。 日時:8月17日 (1)小学生…11時~ (2)中学生…12時30分~ (3)高校生以上…14時~ (各回60分) 会場:荻野運動公園 対象:市内在住在勤在学または市内の団体で活動する小学生以上各回40人 講師:木下テーブルテニスクラブ所属のプロ卓球選手 申込み:7月20日までに市HPから申し込み。抽選。 問合せ:スポーツ魅力創造課 【電話】225-...
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その他
ホットいいメール Hot E Mail インターネットモニターからの意見を紹介 ■6月1日号「広報あつぎ」を読んで ・みこしを担いでいる迫力のある写真は目を引いた/40代女性 ・子育て世帯にも子どもを産みたいと考えている人にも、優しいまちだと思った/30代女性 ・緊急時に救急車がいない状況は避けたいので、普段から必要性を考えて利用したい/50代男性 ・これからも歯の定期健診などを受けて、ケアしていきたい/60代女性 ・稲作に関わることが...
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その他
編集後記 社会へ戻るため立ち直りを支える保護観察の世界を初めて間近で見て、さまざまな理由で犯罪や非行をする人がいることを知りました。それぞれに事情はあれど共通していたのは再犯せずに生きたいという思い。迷いながらも再出発をサポートする保護司や協力雇用主、戻るために努力をする皆さんの姿が印象的でした。再び前に進むために頑張る人たちがいることを知ってもらえたらうれしいです/野口
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イベント
第79回あつぎ鮎まつり 開催日:8月2・3日 市内最大のイベント「あつぎ鮎まつり」を今年も開催します。夜空を彩る花火や出店など、楽しい夏のひとときをお過ごしください。 ■大花火大会 日時:2日 19時から打ち上げ 会場:相模川三川合流点 ▽有料観覧席チケットの発売 市制70周年を記念した約1万発の迫力ある花火を、打ち上げ場所に近い河川敷で観覧できます。 発売:7月4日 10時~ 販売所:セブンイレブン全店 価格: [厚木...
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文化
自然歳時記 ■キジ(キジ科) 全長は、雄で81センチ・雌で58センチほど。赤い顔と濃緑色の胸が美しく、国鳥として親しまれる。物語にも登場する人気の鳥で、県や市の鳥としての指定もある/中荻野・荻野川流域で見つけた。 「ケンケーン」。甲高い声で口を大きく開け、羽をばたつかせたキジが鳴いていた。美しく、勇気と母性愛にあふれる人気の鳥だ。 以前、こんな光景を目にした。雨が降りしきるテニスコートに、羽がびしょびしょにぬ...
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