くらし 街のNEWS あつトピ!

■子どもたちに心躍るひとときを
▽荻野運動公園で「こどもフェスタ」を開催
子どもたちにものづくりの楽しさやまちの魅力を知ってもらう「こどもフェスタ2025」を荻野運動公園で開き、親子連れなど約3500人がイベントを楽しみました。
イベントは、市制70周年記念事業として開催。会場ではドローンやロボットの操縦体験、eスポーツ、おもちゃ作りなど、子どもたちが楽しめるブースが並びました。メインステージではお笑い芸人の小島よしおさんが登場し、会場を盛り上げました。
参加した山岸一朗さん(42・田村町)は「普段できない体験を子どもができて良かった」と話し、息子の瑛さん(11)は「eスポーツとロボット操縦の体験が楽しかった」と笑顔を見せました。

■独自のブランド品を目指して
▽大学教授や生産者が厚木産ペピーノをPR
南米原産のフルーツ野菜「ペピーノ」を市独自のブランド品にしようと、大学教授や栽培農家などが市役所を訪れて魅力をPRしました。
ペピーノは、ナス科の野菜で、1980年代に品種改良先のニュージーランドから国内に導入されました。糖度が低く、栽培方法も確立されていませんでしたが、東京農業大学の髙畑健教授が研究に着手。糖度が高い果実の栽培に成功し、2017年には高糖度化の特許も取得しています。現在は、ジェラートやジャムなどに商品化され、店舗などで提供されています。
農家の清田洋平さん(46・戸田)は「ペピーノを育てて3年目。今後もより良いものが作れるよう努力したい」と意気込んでいました。

■交通事故に気を付けて
▽国道246号で交通安全啓発キャンペーンを実施
国道を走るドライバーや通行人に交通安全を呼び掛けるキャンペーンを6月、旧厚木警察署前で実施しました。市や警察、交通安全指導員など約20人がハンドプレートやのぼり旗などを使って交通マナーの大切さを訴えました。
キャンペーンは、交通事故の多い国道246号の事故を減らそうと、国道沿線に位置する県央の海老名・秦野・大和・伊勢原・座間・厚木の6市が2023年から合同で実施。行楽シーズンを前にした同日同時刻に交通安全を呼び掛けました。
参加した交通安全指導員の蓮池次郎さん(70・温水)は「交通事故は一人一人が気を付けないとなくならない。掲げた看板が事故に注意するきっかけになったら」と話しました。

■自治会長と市長が意見交換
▽「あつぎタウンミーティング」がスタート
自治会長と市長が地域課題などを話し合う「あつぎタウンミーティング」が、6月28日から始まりました。初日の会場となった愛甲公民館には自治会長11人が出席し、山口貴裕市長らと意見を交わしました。
タウンミーティングは、市民の声を市長が直接聴き、市政運営に生かすことを目的に実施しています。南毛利南地区の自治会長から「地域の人が元気になるように子どもも大人も楽しめる事業を自治会で催している。市も地域の魅力を伝えるまちづくりを進めてほしい」と意見が出ると、山口市長は「皆さんと協力しながら、地域の魅力向上と活性化に取り組んでいきたい」などと答えました。
タウンミーティングは8月28日まで、市内15地区で実施されます。