- 発行日 :
- 自治体名 : 神奈川県開成町
- 広報紙名 : 広報かいせい 令和7年7月号
町内唯一の高校「県立吉田島高校」(通称、吉高)。
吉高生たちを、特命まちづくり情報特派員に任命し、学校の出来事をレポートしてもらいます。
■今回は、吉高名物「吉高みそ」の味噌づくりに欠かせない麹を作る「麹(こうじ)宿泊実習」の様子をレポートしてもらいました!
みんなで気持ちをこめて作っているよ★
○今月の特命まちづくり情報特派員
食品加工科3年
青山 菜鈴(あおやま まりん)さん
相馬 美咲(そうま みさき)さん
「麹宿泊実習」では、味噌づくりの期間の長さや大変さ、麹カビの発酵が味噌のおいしさを左右することを知り驚きました。
麹カビは味噌に大事な材料で、管理するのがとても大変です。
湿度100%、室温35℃の麹室で、1時間ごとに麹カビの温度を測ります。麹にとっては住みやすい環境ですが、私たちにとっては5分いるのも辛い場所です。
深夜には「積み替え」を1時間しました。これは、麹蓋に入った麹を一段ずつ混ぜ、麹カビが米に繁殖しやすくする作業です。サウナよりきつい部屋での作業ですが、麹を増やすには欠かせません。途中一回「切り返し」という混ぜる作業をした後、半日寝かせてようやく終了です。
実習をとおして、吉田島高校ならではの特別な体験ができました。大変な作業があってこそ、おいしい味噌ができるので、完成がとても楽しみです。ぜひ、たくさんの人に我が校の味噌を食べていただきたいです。
(青山菜鈴・相馬美咲)
次回の吉高Reportは10月号に掲載します。
問合せ:吉田島高校
【電話】82‒0151