- 発行日 :
- 自治体名 : 新潟県
- 広報紙名 : 県民だより 令和7年秋号
■にいがた棚田みらい元年の取組
◆にいがた棚田フォーラム
多様な主体が参画する場と、新潟県としての体制をつくり、皆さんと話し合いながら未来に向けて動き出しました。
▽プレリュードイベント 5月
世界農業遺産[棚田]と世界文化遺産[金山]の関わりなどをテーマに、佐渡市で「棚田みらい元年」が幕開け!
産学官それぞれの視点から、地域活性化に向けた棚田の魅力や連携可能性についてのディスカッションをしたほか、「無限界集落」歌見地区の皆さんによる踊りや、園児による和太鼓発表など、楽しいステージも実施。盛況となり、一体感のあるフォーラムの立ち上げとなりました。
◆「棚田県にいがた」フォトコンテスト 6月〜10月
棚田を主体とした風景、人々の活動の様子などをテーマに10月13日(月・祝)まで写真を募集中!審査結果は「にいがた棚田みらい創造会議」(11月に開催)で発表予定です。
「棚田フォトコン新潟」で検索
◆棚田みらい応援団 4月~11月(全17回、6エリア) [企業・団体で参加]
SDGsへの取組、ボランティア活動、社員研修などの一環として、棚田保全活動に参加していただける企業や団体を“棚田みらい応援団”として募集し、棚田地域の営農活動・地域活性化を支援しています。
この活動は、おいしい米作りだけでなく、美しい景観を守り、森林の環境保全活動に貢献し、地域の暮らしを災害から守ることに役立っています。
▽参加者の声
・のんびりとした棚田での作業は、心も落ち着き、大変気持ちがよかった。
・こどもにも農作業を体験させることができて有意義。
・棚田がこれほど急勾配だとは思っていなかった。また機会があればお手伝いさせてほしい。
詳しくはこちら(二次元コードは本紙参照)
◆集え。ガチ棚 7月~8月 [個人で参加]
棚田みらい応援団では、「もっとハードにお手伝いしたい!」との声を受け、草刈り等のガチな作業をメインとする“ガチ棚”を、個人参加方式で開始しました。
活動では、十日町市星峠地区で草刈りを実施。例年になく暑いこの時期、8月には知事と十日町市長も参加し、遠方より集まった方々とともにしっかりと汗を流しました。
草刈り機の扱いに慣れているベテランから、初心者の方まで、「棚田を保全したい」という気持ちは、みな同じ。作業の安全講習後に、それぞれの持ち場で活動を行いました。
▽参加者の声
・とっても素敵な棚田を守りたいと感じた。ぜひ、また参加したい。
・実際に作業を経験し、いかに棚田の環境整備が大変なのか分かり良い経験となった。
◆にいがた棚田みらい創造会議 11月 [予約不要・当日参加OK]
日時:11月22日(土)13:30~15:30(開場13:00)
会場:千手中央コミュニティセンター「千年の森ホール」(十日町市)
対象:県民の皆様、県内棚田協議会、市町村、にいがた棚田フォーラム構成員 など
▽内容
・「にいがた棚田フォーラム」ワーキングチームによる先進地視察等の取組成果の発表
・十日町市の棚田とゆかりのある方々による棚田との関わり方についてのディスカッション
・棚田県にいがたフォトコンテスト入賞作品表彰式のほか、応募作品の展示 など
問い合わせ:農村環境課
【電話】025-280-5367
