くらし 鳥屋野潟の自然を感じよう!

「国際湿地都市NIIGATA」を代表する、自然豊かな鳥屋野潟。そのほとりにあり、四季折々の風景を楽しむことができる憩いの場所、鳥屋野潟公園を紹介します。

■新潟県立鳥屋野潟公園ってどんな場所?
新潟市産業振興センターに隣接する「鐘木(しゅもく)地区」、新潟県立図書館がある「女池地区」、デンカビッグスワンスタジアムを中心とした「スポーツ公園」の3つのエリアに分かれ、東京ドーム約19個分、89.12ヘクタールの広大な敷地の公園です。

・パークコーディネーター 和泉槙之助(いずみしんのすけ)さんに「鐘木地区」を案内してもらいました!
「自然と野鳥が大好きです!
市街地にこれだけの自然があるのが魅力です。
ぜひ遊びに来てください!」

●公園information
・鐘木地区
所在地:鐘木451
【電話】025-284-4720

・女池地区
所在地:女池南3-1-3
【電話】025-285-1604

・スポーツ公園
所在地:長潟・清五郎地内
【電話】025-286-1080

■そうだったのか!鳥屋野潟ってどんな潟?
福島潟に次いで、市内で2番目に大きな潟です。周辺のほとんどが海抜マイナス1メートルと海より低く、市街地に近接していることから、大雨の時には遊水地として重要な機能を果たしています。

(1)多目的広場
遊具で遊んだり、広い芝生で思い切りボール遊びをしたりできます。インフォメーションセンターで、バドミントンやゴムボールを借りることができます。

(2)メイン広場
石畳の広場の真ん中で手をたたくと、こだました音が聞こえます。どんな音が聞こえるか試してみてください。

(3)花見広場
鐘木地区には約700本の桜の木があり、名前の通りお花見スポットとして人気の場所です。
「秋の紅葉もきれいですよ!」

(4)鳥観庵(とりみあん)
鳥屋野潟は夏鳥と冬鳥の中継地で、年間通して180種ほどの野鳥が観察できます。冬は木々の葉が落ちるため、野鳥を見つけやすくなります。
「冬には、多い時4,000羽を超えるハクチョウが見られます!」

●とり撮りまつり開催中!
園内で野鳥の写真を撮ってインフォメーションセンターへ見せに行くと、オリジナル野鳥カード「トリカ」がもらえます!
・種類は約90種類!

(5)トリムの森
小高い丘には遊具があり、鳥屋野潟を眺めながら遊べる場所です。デッキから見る鳥屋野潟は、「市街地にある潟」を感じることができます。

(6)流れ
林のエリアは交流のエリアよりも静かなため、自然の音がより楽しめます。
「葉がこすれる音、水が流れる音、鳥の鳴き声に癒やされます!」

■中央区の取り組みを紹介します!鳥屋野潟環境啓発事業「とやの物語」
鳥屋野潟の魅力を多くの人に知ってもらうとともに、自然を守り、育て、より魅力ある環境を創り出す活動のきっかけとするため、区では平成19年度から「特色ある区づくり事業」として「とやの物語」を実施しています。

(1)パネル展
歴史や環境などの情報をまとめた啓発パネルを、いくとぴあ食花などで巡回展示しています。

(2)一斉清掃
地域の皆さんが桜の季節の前に周辺をきれいにしています。

(3)出前講座
こどもたちに向けて、学校で潟の成り立ちや地域の取り組みなどの講座を行います。

問い合わせ:とやの物語実行委員会事務局(窓口サービス課内)
【電話】223-7168