- 発行日 :
- 自治体名 : 新潟県新潟市秋葉区
- 広報紙名 : あきは区役所だより 令和7年6月15日号
警察庁によると、6月はこどもの交通事故が多い月です。また本市でも、年間を通してこどもへの声掛けなどの不審者事案が多発しています。被害の多くは、こどもだけで行動しているときや、人の目が少ない状況で発生しています。
こうした事案を減らすためには、地域全体で登下校中のこどもたちを見守ることが重要です。一人一人ができる範囲でこどもたちや地域へ目を向けることにより、犯罪や事故が起こりにくい環境づくりにつながります。こどもたちの安心・安全を守るためにできることを考えてみませんか。
◆事故は登下校時間帯に多い
交通量が増える朝の通勤・通学時間帯や夕方の帰宅時間帯は、交通事故が多発する傾向にあります。
◆市内で不審者事案が増加
令和6年度に市内で発生した不審者事案は、152件と前年度77件の約二倍に増加しています。
◆登下校時の見守り活動
こどもたちが事件・事故に巻き込まれないよう、登下校時の見守り活動は、学校や警察、行政、地域住民が一体となり、地域全体で取り組むことが重要です。こどもを真ん中にした区内の様々な取り組みを紹介します。
安心・安全な地域を目指して、一緒に活動しませんか。
○学校
こども見守り隊
○警察
パトロール・交通誘導
不審者情報の提供
○行政
『交通誘導・パトロール』
春と秋の全国交通安全運動期間中に、交差点の交通誘導や交通安全パトロールを行います。
○地域住民
・民生委員・児童委員
・自治会・町内会
・地域コミュニティ協議会
・秋葉区交通安全協会 各支部
地域ごとに防犯や交通安全の見守り活動を行っています。
新津第三小学校こども見守り隊には、毎朝通学路の交通量が多い交差点に立ち、児童の見守り活動をしているボランティアの人がいます。牛腸さんが見守り活動を始めたのは約10年前。先に活動していた人の手伝いがいつしか毎朝の日課となり、雨の日も大雪の日もほとんど休むことなく続けているそうです。
牛腸さんは、「こうした活動が事件・事故の抑止になると信じて続けている」また、「こどもたちが元気いっぱいに「おはようございます」と駆け寄ってきてくれたり、日々成長していく姿を見られるのが嬉しい」と話してくれました。
-新津第三小学校こども見守りボランティアの牛腸さん
『ながら見守り』
犬の散歩、買い物、庭の手入れなど、普段の生活で外に出る用事をこどもたちが帰宅する時間帯に合わせて行う、個人単位の見守り活動です。登録した人には、腕章を配布しています。
登録方法:地域総務課32番窓口で手続き
『防犯ボランティア団体』
自主的に防犯活動に取り組む団体です。「にいがた防犯ボランティアネットワーク」に登録することで、活動支援や防犯に関する情報提供を受けることができます。
登録団体には、ベスト、帽子、車両マグネットシート、誘導灯の配布に加え、犯罪統計資料や講習会の案内を送付します。
登録方法:地域総務課32番窓口で手続き
『青色防犯パトロール』
新関コミ協青色パトロール隊は、小学校の登下校の時間帯に合わせて青色回転灯を装備した車両で通学路を巡回しています。パトロール中には、地域の曲『ふるさと新関』をスピーカーで流しながら、児童への声掛けを行うほか、火災や、イノシシなどの野生動物への注意喚起も行い、地域全体の安心・安全を担っています。
パトロール隊の皆さんは、「地域の方から感謝の声が届いたり、こどもたちが笑顔で話し掛けてくれたりすることにやりがいを感じている」と話してくれました。
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問い合わせ:地域総務課広報・安心安全グループ
(【電話】25-5470)