くらし 先輩!話を聞かせてください

今月の先輩は
日の出町防犯パトロール隊
代表 中澤亮一さん

◆全国的にも珍しい徒歩でのパトロール
日の出町防犯パトロール隊は、地元有志で発足して今年で20年目を迎えました。私も退職した10年前から活動に参加しています。
パトロールは毎日、昼間7班、夜間3班の33人で担当地域を30分ほど歩いて見回りしています。車や自転車では道行く人に声をかけづらく、路地もあるため徒歩でパトロールしていて、全国的にも珍しいと思います。
見回り中に一人暮らしの高齢者宅に声をかけることもあります。地域の人と触れ合い、顔の見える関係を築くことが大事だと思っています。

◆こどもの見守りボランティア
小学校に通っていた孫をきっかけに、10年前から児童の下校時の見守り活動も一人で続けています。低学年と高学年の2回に分けて一番後ろに付き、家の近くまで送り届けます。活動のおかげで、こどもたちからはあいさつのほかにも、年賀状をもらったり、誕生日に手紙をもらったりして、うれしいものです。

◆元気なまちをつなぎたい
パトロール隊は現在、これらのパトロールの他に研修会や月2回のお茶飲み会も合わせて活動しています。高齢化により人材不足が課題になっていますが、歩くことで健康づくりになり、町内の人と仲良くなれるボランティア活動なので、次の世代にも興味を持ってもらって、元気なまちをつないでいきたいです。