くらし 市長随想

■ザ・ライバル?
市長 櫻井雅浩

「どうして今日、魚?」「なんで?お魚好きでしょ!」「今日月曜、私の休肝日。お酒飲みたくなるじゃん!」「そんなの知らないよ!」
妻はほぼ毎晩、熱愛するバドミントンで汗やウサ、もろもろのものを流している。しかし、月曜、彼女の活動場所は休館日なのだ。休館日と休肝日。お互い月曜はただならぬ雰囲気が漂うのだ。
市役所とコンビニ。住民票の写しなどを取得する際、市役所で取るよりも、コンビニの機械で取っていただいた方が安く済む場合が多い。市内にコンビニは33カ所あるが、そのほとんどでサービスを受けられる。皆さん、マイナンバーカードを持って、コンビニのサービスをご利用ください。早くて、便利で、お得です。
人間と機械。市役所のDX(デジタルトランスフォーメーション)は、おかげさまで全国1741の市区町村の中では18番、8万人以下の全国の市町村の中では1番になった。機械に任せられる部分は機械に、その分、人でなければ対応できない部分を充実。要はコンピューター、AI(人工知能)、ICT(情報通信技術)を使って市民の皆さんの利便性を高め、コストを削減していこうとする取り組みである。
現金と電子決済。私は基本電子派である。コンビニでも、出張先でタクシーを使う時も電子マネーである。運転手さんに聞いてみた。「どちらがいいですか?」「会社は手数料取られるから電子より現金の方がいいのかもしれないけど、ウチらは電子だね。車内に現金があるって、今の世の中物騒だし、お釣りも面倒だからね」「なるほど」
今日、月曜は新聞もお休みであった。心休まる日でもあり、明日への不安を想像する日でもある。休館日、休肝日、休刊日。何が起こるか。平和な日であることを願う。
ちなみにライバルの語源はラテン語「小川RIVUS」だという。水を巡っての争いだったのだろうか。運動にも水分補給、飲酒の際にもやわらぎは必要である。

▽住民票の写しを取得する場合
・市役所 300円
・コンビニ 200円

詳しくは(本紙)11ページをご覧ください。