健康 フレイル予防のための運動器科学講座が送る健康情報

フレイルは社会全体の病です。老若男女全ての市民の健康と幸せ無くして防げません。このコーナーでは、健康に役立つ情報を幅広くお届けします。

■救急車の適正利用にご協力ください!
小千谷市消防本部 警防課救急係
田中稔さん

▽救急車の出動件数・搬送人員は年々増加しています
令和6年の救急出動件数は1868件で過去最多となりました。しかし、救急車で搬送された人の約半数が入院を必要としない軽症です。地域で限られた救急車を有効に活用し、緊急性の高い症状の傷病者にできるだけ早く救急車が到着できるようにするため、救急車の適時・適正な利用が必要です。

▽救急車を上手に使いましょう
次のような症状が見られたときは、ためらわずに救急車を呼びましょう。症状の詳細は、本紙P.26掲載の二次元コードから総務省消防庁ホームページをご覧ください。
・意識がない、またはもうろうとしている
・突然の激しい頭痛
・顔半分が動きにくい、ろれつがまわりにくい
・突然、片方の腕や足に力が入らなくなる
・突然の激しい胸痛、胸が締めつけられるような痛みが2〜3分続く
・胸や背中の痛みが移動する
・窒息
・けいれんが止まらない
・大量の出血を伴う外傷
・広範囲のやけど
・顔色が明らかに悪い
・ふだんと明らかに様子が違う
など

▽夜間の救急車利用の判断に迷った場合は、電話で相談することができます
【電話】#7119
大人(概ね15歳以上の方)の急な病気やケガですぐに救急車を呼ぶべきか、医療機関を受診するべきか、判断に迷ったときに看護師などから受診可能な医療機関の案内や対処方法などの助言を受けることができます。

【電話】#8000
15歳未満のお子さんが急な病気やケガで困っているときに相談できます。

問い合わせ:健康・子育て応援課健康増進係
【電話】83-3640