- 発行日 :
- 自治体名 : 新潟県関川村
- 広報紙名 : 広報せきかわ (2025年7月号)
■森林資源を活用した地元木材の利用促進
地域おこし協力隊
荻原(おぎはら)学(まなぶ)さん(大石)活動開始!
ー荻原さん自己紹介ー
10代の頃から手刻みを行う大工として働きながら、森林整備活動にも携わり、伐採から製材、建築まで行ってきました。東日本大震災以降、そうした森での活動を次世代に伝えていく必要性を感じ、環境教育にも力を入れています。
加えて、私には身近にある資源を大事にしたいという思いがあり、10年程前から、生木を手道具だけで削る「グリーンウッドワーク」という木工の普及にも取り組んでおり、建材には向かないような雑木から生活道具を作っています。このような技術と経験を活かし、関川村の森から頂いた樹木は、建築材や生活道具など、特別なものではなく、暮らしの一部として常に存在するものに変身させていけたらと思います。
そしてこの度、地域の皆様のお力添えあって、旧七ヶ谷保育園を作業場として使用できることになりました。関川村の豊かな森林資源の魅力をお伝えするための発信基地として、ワークショップなどを開催しながら、地域内外の人が木に親しむ為の空間を整えて行きたいと思います。どうぞお見知りおきを。
■デジタル技術を使って村の魅力を発信
地域おこし協力隊
小池(こいけ)哲志(てつし)さん(上川口)活動開始!
ー小池さん自己紹介ー
このたび地域おこし協力隊として長野県駒ヶ根市から関川村に移住してきました小池哲志です。
前職では金属加工の仕事をしており、ものづくりが大好きです。趣味のランニングやロードバイクで体を動かすこと、3Dプリンターや電子工作でアイデアを形にすることに熱中しています。また、これまでボランティアで外国人の方への日本語教室や子どもたちの居場所づくりに携わってきました。
関川村では、デジタル技術を活用したふるさと納税の新しい取り組みや、渡邉邸等の観光資源の魅力発信にも連携して取り組んでいきたいです。デジタル技術と聞くと難しく感じるかもしれませんが、村の魅力をより多くの人に伝える新しい道具として活用していきたいと考えています。
人と話すのは好きですが、実は少し人見知りなところもあります。村民の皆さんには関川村の歴史や文化、おすすめスポットなど、たくさんのことを教えていただけたらうれしいです。慣れないことばかりですが、関川村のために精一杯頑張りますので、どうぞよろしくお願いします。