くらし 令和7年度黒部市総合防災訓練を実施します

いつ起きるか分からない災害に備えて 令和7年度黒部市総合防災訓練を実施します

◆今年の訓練は早朝!
今年度の黒部市総合防災訓練は、9月21日(日)に田家地区をメイン会場として実施します。今回は令和6年能登半島地震の教訓を踏まえ、より実践的で実効性のある内容とし、県内の自治体で初めて、早朝4時30分頃の発災を想定した訓練を行います。
災害はいつ起きるか分かりません。市民の皆さんも、この機会に緊急情報メールや市公式LINEへの登録、非常時持ち出し品の準備など、各自でできる防災対策にご協力をお願いします。

◇訓練日時
9月21日(日) 午前4時30分頃~午前8時00分頃
*午前4時30分~5時頃の間に「地震・津波」の発災情報の付与をもって訓練を開始

◇会場
黒部市役所、田家公民館、たかせ小学校

◇訓練想定
令和7年9月21日午前4時30分頃に、魚津断層帯を震源とするマグニチュード7.3の地震が発生。黒部市では震度7を観測。本市に大津波警報が発表される中、本市沿岸部に約3mの津波が到達したほか、市内各地で建物倒壊や火災、土砂災害が発生。継続した余震、津波到達、火災による延焼等のおそれがあるため、市では速やかに避難指示を発令し、住民への避難を呼びかける。

◇訓練内容
・田家地区住民避難訓練
・指定緊急避難場所開錠および指定避難所開設訓練
・初期消火訓練
・VR映像による消火体験訓練
・AED講習訓練
・応急医療・応急救護訓練
・エコノミークラス症候群予防訓練
・応急給水訓練
・倒壊家屋および車両からの救助訓練
・防災ヘリ巡視訓練
・炊き出し訓練
・消防団による火災防ぎょ訓練
・災害ボランティアセンター設置訓練
・市職員全員参集による訓練
・市長による防災行政無線を活用した避難指示発信訓練
・災害対策本部訓練
・消防団による現地パトロールおよび避難情報発信訓練
・黒部警察署による住民避難地域治安維持訓練 など

訓練当日は、田家地区を対象に防災行政無線、戸別受信機で発災情報を発信します。早朝の無線発信になりますので、田家地区および近隣地区の皆さまには、何卒ご理解いただきますようお願いします。
その他、緊急情報メールや市公式LINE等は全市民向けに発信します。実際の災害情報と間違わないようご注意ください。

◆緊急情報メール・市公式LINEの登録はお済みですか?
気象警報発表時などにメールやLINEで情報を発信しています。緊急時に備え、ご登録をご検討ください。また、防災行政無線(戸別受信機)の受信状況も再確認を
お願いします。

◇緊急情報メール
下記アドレスへ空メールを送信するとメールが届きます。内容を確認し、登録してください。
【メール】[email protected]

◇市公式LINE
友だち登録後、「受信設定」―「基本設定」―「欲しい情報」から「防災」を選択。

◆家の中の安全対策
◇タンス・本棚・食器棚
L字金具で壁に固定したり、天井との間に突っ張り棒を設置。開き戸には留め金をつける。本棚は、重い本を下の段に入れ、ベルトやひもで本が飛び出さないようにしておく。

◇テレビ
粘着マットなどを敷いて転倒を防ぐ。ワイヤーなどで壁に固定する。

◇窓ガラス
飛散防止フィルムを貼る。割れたガラスが飛散しても安全に歩けるよう、スリッパを用意しておく。

◆非常時持ち出し品のチェックを!
避難が必要になったとき、ご自身に必要なものを持参することで、避難先での不便さをある程度解消できます。普段から持ち出すものをまとめておきましょう。また、停電や断水時の在宅避難に備えて、普段から少し多めに日用品を購入して日常的に使用し、使った分だけ新しく買い足して生活の中に備蓄を取り入れる「ローリングストック」もおすすめです。食料品などは定期的に消費期限をチェックしましょう。

◇持ち出し品リスト
・食料や飲料水
・着替え
・スマートフォン、携帯電話
・戸別受信機、携帯ラジオ
・寝具(毛布等)
・懐中電灯
・アルコール消毒液
・常備薬(お薬手帳等)
・衛生用品
・モバイルバッテリー
・タオル
・スリッパ
・マスク
・体温計 など

問合せ:防災危機管理班
【電話】54-2112