子育て 11月は秋のこどもまんなか月間(1)

11月は「秋のこどもまんなか月間」です。
地域社会や企業など様々な場で、年齢や性別を問わず、すべての人がこどもや子育て中の方を応援する意識を持ち、社会全体で「こども・子育てにやさしい社会」をつくりましょう。
黒部市では、子育ての悩みを抱えるご家庭によりそい、こどもが健やかに成長できるように、行政だけでなく、学校や地域、各種団体と連携・協力して、子育てしやすい環境づくりに努めています。

◆こどもの権利について考えよう
こどもの権利は、すべてのこどもが自分らしく豊かに成長していくために、生まれながらに持っている基本的人権です。
黒部市では、令和4年度に小中学生が集まり、意見を出し合って「こどもの権利宣言」を作成しました。今回は、「参加する権利」に関連する黒部市での取り組みを紹介します。

◇名水の里くろべ こどもの権利宣言 ~こどもと大人の約束~
わたしたちは、
一、すべてのこどもの命が守られる「生きる権利」を尊重します。
一、こどもの力を伸ばし、成長できる「育つ権利」を尊重します。
一、暴力や争いなどから「守られる権利」を尊重します。
一、自由に意見を表明したり、参加したりできる「参加する権利」を尊重します。

◇スクールミーティング
市内の中学生が市長と直接意見を交わす「スクールミーティング」を開催しています。令和7年度からは、中学2年生を対象に実施される予定です。スクールミーティングは、中学生にとって自分の将来や黒部市のこれからを考えるための大切な機会となっています。

〔昨年度のスクールミーティングで中学生から出た主な意見〕
・安心して移動できるように、道路を整備してほしい
・「あおーよ」などの市内中心部まで安全に移動できるような手段を考えてほしい
・「あおーよ」や「コラーレ」にある学習スペースや机、いすを増やすなど、使いやすくしてほしい

◇こども意見交換会
令和8年度中に「黒部市こども計画」を策定するにあたり、こどもたちの声をまちづくりに活かすため、意見を聞いています。夏休み中には「くろべみらいワークショップ」と題して、市内の小中学生33人が集まり、「こどもの声が届く明るい黒部市」をテーマに、黒部市にあったらいい場所やモノ、市に【昨年度のスクールミーティングで中学生伝えたいことなどを話し合いました。

〔こどもたちから出た主な意見〕
・学校設備や公民館、公園など気軽に使える遊び場をもっと充実してほしい
・市内で楽しいイベントやお店を増やしてほしい
・学校の空調を整備してほしい

こどもたちの貴重な声は、11月1日(土)から30日(日)まであおーよ1階で展示します。ぜひご覧ください!