イベント 令和7年七尾市はたちのつどい

1月12日、七尾市文化ホールで「令和7年七尾市はたちのつどい」が開催され、今年度20歳を迎える346人が華やかな晴れ着やスーツ姿で出席しました。未来への希望を抱き、復興への願いを込めて式典のテーマを「Wish」とし、実行委員会の10人がこの日のために準備を進めてきました。
式典では、茶谷市長が「七尾市の復興には、若い皆さんの新たな発想や行動力が必要不可欠となる。自分の力を信じて人生を切り開いてほしい。」と祝辞を述べました。続いて、実行委員の本田知也さんと森田純士(あつし)さんが「震災で、人と人とのつながりや当たり前の日常のありがたさを痛感した。今日を迎えることができたことに感謝し、夢や希望を実現するために努力したい」と決意宣言をしました。
式典後の記念行事には、中学校時代の恩師が登壇し、当時のエピソードを交えながら二十歳の皆さんを激励。また、アイドルグループTOKIOの松岡昌宏さんからのビデオレターが流れ、松岡さんは人気ドラマ「家政婦のミタゾノ」の主人公・三田園薫の姿でお祝いの言葉とエールを届けました。
参加者たちは、この日を迎えられた感謝を胸に、夢に向かって歩み出しました。

■実行委員長のことば
令和7年七尾市はたちのつどい実行委員長 中西勇太さん、硲莉子さん
今年の式典のテーマとした「Wish」。私たちの願いや夢が明日を生きる光となり、未来への希望となるようこのテーマにしました。
昨年発生した地震による悔しさや悲しみから、不安を抱える人は少なくありません。しかし、未来を信じ、共に支え、助け合いながら震災後の一年間を乗り越えたことは私たちにとって大きな希望になりました。今なら不安なことがあっても、「一人じゃない、どんな決断をしても味方になってくれる人がいる」と思うことができます。来年も、全員が安心して元日を迎えられることを願い、周囲と協力しながら成長を重ねていきたいです。
式典に関わってくださった皆さんやこれまで私たちをご指導いただいた先生方、今日まで愛情深く育ててくれた家族に感謝し、未来に向かって新たな一歩を踏み出していきます。

■はたちの抱負
それぞれの夢や目標を持ち、キラキラと輝いている二十歳の皆さん。そんな皆さんに将来の目標をインタビューしました
一覧については本紙をご参照ください