くらし 市民と市政の歩み まちづくり・市民の活躍

■デジタル技術活用現場をデジタル副大臣が視察デジタル化の進展を把握

6月24日、デジタル庁の穂坂泰(ほさかやすし)副大臣が能美市を訪れ、市が進めるデジタル技術活用の現場を視察しました。
まず国造保育園で園児の見守りサービス「cocolin(ココリン)」の活用状況、次にドローンと陸路を組み合わせた物流の取り組みの視察、粟生町の「デジタル公民館」での住民との意見交流会に参加するなど、能美市ならではのデジタル化の進展について市職員の説明を受けました。
視察を終えた穂坂副大臣は「地域のニーズを的確にとらえ、デジタル技術をうまく活用している。こうした取り組みが全国に広がるよう、国としても支援していきたい」と述べました。

■いしかわ男女共同参画推進功労者知事表彰
能美市男女共同参画推進委員として尽力

7月4日、村上洋子(むらかみようこ)さん(上清水町)が市役所を訪れ、令和7年度いしかわ男女共同参画推進功労者知事表彰受賞の報告をされました。
村上さんは平成19年から能美市男女共同参画推進委員として務められています。平成27年から4期8年会長を務め、同じく平成27年から石川県男女共同参画推進委員として4年間務められました。
村上さんは、「推進委員の皆さんと一緒に長年頑張ったことが受賞につながった」と受賞の喜びを井出市長に語りました。

■馳知事が能美市を視察
デジタル化、地域課題解決、公共施設の老朽化とその対応

7月9日、馳知事が能美市を訪れ、市立病院や、市学校給食センター、買い物代行・ライドシェアサービスの拠点である辰口福祉会館を視察しました。
市立病院では老朽化の現状やその対応の必要性について、市学校給食センターでは施設の設備ついて説明を受けました。
また辰口福祉会館では、県内でも先進的な買い物代行サービスやライドシェアの事務所を訪問し、ドローンを活用した配送サービスのデモンストレーションなどを見学しました。

■能美市教育DX推進アドバイザー委嘱
さらなる教育DXの推進で、教育の質の向上へ

6月27日、市役所で能美市教育DX推進アドバイザーに、大阪教育大学・愛知教育大学客員教授の小出泰久(こいでやすひさ)氏を委嘱しました。
一人一台端末Chromebookの授業および家庭学習における有効活用やデータ・生成AI活用など新たな取り組みに対しても安全安心なChromebook活用のアドバイスをいただきます。
保護者・地域住民への理解促進のための講演や教職員に対する研修会を実施予定です。
小出アドバイザーは「子どもたちの多様な学びを保障している能美市の優良事例を全国に発信したい」と話されました。

■ゲーム型防災授業「のみっしょん」
君の選択が運命を変える

7月11日、辰口中央小学校で、ふるさと文化財課、学校支援課、消防本部が連携し、6年生100人を対象に、水害を想定したゲーム形式の防災教育を実施しました。
ゲームは住んでいる地域から避難所である小学校を目指して、自分と仲間の命を守りながら、さまざまなミッションに挑む内容で、無事に小学校へたどり着くことができればクリアとなります。
ゲーム形式にすることで防災知識を楽しく学び、「いざというとき」に役立つ実践的なスキルを身に付ける良い機会となりました。

■石川県民スポーツ大会夏季大会総合開会式
19市町の代表選手団約300名が健闘誓う

7月5日、根上総合文化会館で、第77回石川県民スポーツ大会夏季大会の総合開会式が開催され、19市町の代表選手団約300人が参加しました。
今大会は9年ぶりに能美市を主会場とし、近年の猛暑による選手への負担などを踏まえ、大会日程が初の分散による開催となり、5月から8月3日の閉会式までの期間で49競技が行われています。
総合開会式では選手を代表して陸上競技に出場する能美市選手団の市田瑠奈(いちだるな)さんが力強く選手宣誓を行いました。
またスポーツ功労者賞の表彰も行われ、受賞者を代表して新記幹夫(しんきみきお)さんが表彰を受け、弓道競技の山本真理子(やまもとまりこ)さんが謝辞を述べられました。

■男女共同参画週間
推進委員が懸垂幕を掲げてPR

6月16日、寺井地区公民館で、能美市男女共同参画推進委員が、「男女共同参画週間」に合わせて懸垂幕を掲揚したほか、マルエー寺井店前で啓発グッズを手渡しながら、男女共同参画社会の推進を呼び掛けました。
谷田好子(たにだよしこ)会長は「推進委員の皆さんと一緒に自分らしく、男性、女性関係なく能力を発揮できるよう男女共同参画推進を進めていきたい」と述べました。
また期間中、市内3図書館では、男女共同参画に関する特設コーナーを設け、啓発活動を行いました。

■社会を明るくする運動地区住民大会開催
明るい地域社会を目指して

7月の「社会を明るくする運動」強調月間において、保護司、更生保護女性会の皆さんが寺井高校を訪問し、犯罪防止のための啓発活動を行いました。
また7月4日、県小松市團十郎芸術劇場うららで、小松市、能美市、川北町の更生保護関係者や地域住民が一堂に会して住民大会が開催されました。大会では総理大臣メッセージが伝達され、小松能美地区保護司会会長が「若者が安易な特殊詐欺に関わる事件が多発化し、社会全体に大きな不安を与えている現状を踏まえ、地域住民の力で安心安全な地域社会を築いていく」とあいさつされました。