くらし 災害時の大きな力 6つの機能別団員

(1)大学生防災サポーター
地域の特性(学園都市)を生かし、大規模災害時に各避難所で傷病者などの応急救護を行うほか、消防機関と医療機関との伝達を行う。

(2)建設重機オペレーター
大規模災害時に、事業所の重機や特殊車両を活用し、倒壊建物や土砂崩れにともなう生き埋め被災者の救出対応にあたる。

(3)火災対応役場職員
平時の火災に際し、速やかに消火活動を行い、平日の勤務などで出動できない基本団員をサポートする。

(4)まちの減災ナース
大規模災害時に、その資格を生かして応急救護所や指定避難所などで応急手当や健康管理をし、災害関連死の予防に努める。災害への備えの啓発活動も行う。

(5)大規模災害時活動支援員
大規模災害時に、地域の情報収集能力を活用し、災害情報の収集、各避難所の開設、住民の避難誘導、安否確認、避難所運営などの支援を行う。

(6)消防経験団員
消防職・団員OBが現役時の知識・経験などを生かし、大規模災害時などに消防団の指揮支援を行う。

機能別団員とは、能力や事情に応じて特定の活動にのみ参加する消防団員で、時間帯を限定した活動や特定の災害種別にのみ活動し、消防団を補完する役割を担っています。
永平寺町においても消防団員の高齢化、サラリーマン化により消防団員の確保が難しい状況にありますが、永平寺町には6つの役割の機能別団員があり、災害時には大きな力となることが期待されています。
令和元年6月に永平寺町内であった大規模工場火災において、火災対応役場職員が早期に現場に駆け付けて放水するなど、活躍の実績があります。

問合せ:消防本部
【電話】63-0119