くらし いつ起こるかわからない大災害 みなさんも備えを万全に

■松岡御陵自主防 防災訓練
6月8日、松岡御陵自主防災組織連絡協議会が地震を想定した防災訓練を実施し、各自主防災組織が住民の安否確認や避難所までの避難方法の確認を行いました。
また、指定避難所に集まった住民約150名の名簿作成や、心肺蘇生法訓練、民間事業者のドローンを活用した災害調査、濃煙体験、地区のホースを用いた放水訓練、飲料水の給水訓練などが行われ、住民のみなさんは災害時の行動について再確認していました。
親子で参加した東畑昭彦さん(渡新田)は「1年経つと忘れてしまうので、毎年参加している」、娘の早希さん(渡新田)は「いろんな体験をしたり話を聞いたりでき、貴重な時間を持てた」と話していました。

■松岡東自主防 防災訓練
6月15日、松岡東自主防災組織連絡協議会が防災訓練を開催し、それぞれの自主防災組織が区民の安否確認や避難所までの経路を確認し指定避難所に集まった住民約200名は、テントやパーテーションなどを活用して、プライバシーに配慮した避難所設営を実施。避難所生活には何が必要になるかを確認し、災害の備えを再認識しました。
初めて参加したという薬師1丁目の女性3名は「テント設営など、すべてが初めてだったが、ためになった」「有事の際にもあわてずにできるよう、何度も訓練しないといけないと感じた」と話していました。

■個別避難計画 講演会・ワークショップ
6月28日、永平寺緑の村ふれあいセンターで個別避難計画に関する講演会とワークショップが開催され、区長や自主防災会長など約100名が参加しました。講演会では、永平寺町防災アドバイザーの酒井明子氏が、個別避難計画の必要性について、能登半島地震での教訓を交えて講演しました。
講演後のワークショップでは、各地区にわかれ、個別避難計画作成に関する問題点や課題について意見交換が行われ、各集落での考え方や取り組み方法などを話し合いました。
永平寺町では、現在、89集落中67集落が個別避難計画に取り組んでいます。

■個別避難計画進捗状況(令和7年6月30日現在)
◇個別避難計画取組集落
67集落
・松岡地区…34集落
・永平寺地区…18集落
・上志比地区…15集落

◇個別避難計画作成件数
342件

問合せ:防災安全課
【電話】61-3951