健康 健康応援ひろば 33

■インナーマッスルを鍛えて健康な身体を!
◇腸腰筋はどんな筋肉?
腸腰筋は背骨や骨盤から大腿骨にかけてついている、インナーマッスルとも呼ばれる深層の筋肉です。大腰筋、小腰筋、腸骨筋の3つで構成され、足を持ち上げる働きがあり、歩行をはじめとした動作に関わっています。また姿勢バランスの維持にも重要な役割をもち、腸腰筋が衰えると足が上げにくくなるだけでなく、バランスが悪くなり、転倒のリスクが高まる恐れがあります。

◇腸腰筋の筋トレがもたらすもの
主な効果は(1)歩行姿勢の改善(2)体幹のバランスと姿勢保持の安定化(3)基礎代謝の向上です。(1)は、腸腰筋を鍛えることで足を振り出しやすくなり、歩行がよりスムーズになり、足底が引っかかりにくくなるので転倒リスクが減少します。(2)は、体幹を支える役割も担っているため、安定した体の軸がつくれ、姿勢をまっすぐに保持しやすくなります。日常の姿勢が安定すれば、肩こりや腰痛などの不調の軽減にも結びつきます。(3)は、腸腰筋の筋トレをすることでエネルギー消費量が増え、痩せやすい身体をつくれます。呼吸をしたり心臓を動かしたり、生命の維持に欠かせない基礎代謝を高めるよう、腸腰筋を鍛えましょう。立位での足上げや椅子に座り片足を交互にゆっくり持ち上げる運動などでトレーニングできます。身近なところから始めてみてはいかがでしょうか。

問合せ:市立甲府病院
【電話】055-244-1111