くらし 令和6年度決算(1)

皆さんが納めた税金などをどのように使って財政を運営しているのか、令和6年度決算の概要をお知らせします。

■一般会計
歳入総額:311億9,994万円
歳出総額:288億1,380万1千円
差引額:23億8,613万9千円
翌年度への繰越財源:3億4,803万8千円
実質収支額:20億3,810万1千円

■01 歳入の概要
一般会計歳入:311億9,994万円

一般会計歳入総額は、前年度より38億2933万8千円(14・0%)増の311億9994万円となりました。
自主財源では、ふるさと納税額の増額に伴い、寄附金が20億1012万5千円の増額となったほか、ふるさと納税を原資としているふるさと輝き基金の取崩しなどによる繰入金が8億1035万9千円増額になったことなどにより、対前年度比31億277万5千円の大幅な増額となりました。
依存財源では、地方交付税が1億347万円増額となったほか、物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金や社会資本整備総合交付金等が増額となり国庫支出金が1億5543万9千円の増額となったことにより、対前年度比7億2656万3千円の増額となりました。

令和6年度市税内訳:

■02 目的別歳出の概要
一般会計歳出:288億1,380万1千円

一般会計歳出総額は、前年度より39億3362万8千円(15・8%)増の288億1380万1千円となりました。
目的別歳出において、諸支出金は、ふるさと納税を原資としたふるさと輝き基金積立金がふるさと納税額の増加に伴って大幅な増額となり対前年度比29億4473万8千円(72・3%)の増額となりました。
民生費は、住民税均等割のみ課税世帯等に対する給付金給付事業経費や介護等給付事業経費、児童手当経費の増額などにより、対前年度比3億9413万2千円(6・2%)の増額となりました。
総務費は、ふるさと納税額の増額に伴うふるさと納税事業経費の増額などにより、対前年度比7億8524万4千円(18・1%)の増額となりました。
一方で衛生費は、新型コロナウイルスワクチン予防接種関係経費などが減額となり、対前年度比2億8934万2千円(▲16・8%)の減額となりました。
商工費は、商工業活性化事業経費(キャッシュレスキャンペーン経費等)などが減額となり、対前年度比2億1848万7千円(▲32・3%)の減額となりました。

■03 性質別経費の概要

性質別経費において、積立金は、ふるさと納税寄附額増加に伴うふるさと輝き基金積立金の増額や市営住宅整備基金の皆増などにより、対前年度比29億4307万2千円(72・1%)の大幅な増額となりました。
補助費等は、コロナワクチン国庫支出金の国庫返納金の減額などにより、対前年度比1億1893万7千円(▲2・8%)の減額となりました。
物件費は、ふるさと納税の寄附額増加に伴うふるさと納税事業経費の増額などにより、対前年度比4億2532万5千円(11・7%)の増額となりました。
扶助費は、介護等給付事業経費、児童手当経費などの増額などにより、対前年度比570万5千円(0・2%)の増額となりました。
人件費は、県人事委員会勧告による職員給与及び手当の増額などにより、対前年度比2億9882万円(9・4%)の増額となりました。