健康 健康としあわせ Health and Happiness

■熱中症に気をつけて過ごしましょう!
熱中症は暑い環境に体が十分対応できず、熱が体内にこもり、急激に体温が上昇することで発症します。令和6年度(5月~9月)は、全国で約9万7千人が熱中症により救急搬送され、残念なことに75人もの方が亡くなっています。(総務省ホームページより)
真夏に起こるイメージのある熱中症ですが、気温が急激に上昇することのある4月下旬から徐々に発生し始めます。熱中症について正しい知識を身につけ、早くから予防しましょう。

●熱中症の発生場所について
1位 住居 38.0%
2位 道路 19.0%
3位 公衆(屋外)13.0%
以下 仕事場、公衆(屋内)、教育機関、その他
参考:総務省消防庁「令和6年(5月~9月)の熱中症による救急搬送状況」より

熱中症の発生場所ごとの救急搬送者構成比を見ると、住居での発症で救急搬送された人が一番多いことが分かっています。
屋外での予防だけでなく、屋内にいるときにも対策をとることが大切です。

●熱中症の症状
めまい・立ちくらみ・生あくび・大量の発汗・筋肉痛・筋肉のこむら返り
↓ 症状がすすむと
頭痛・嘔吐・倦怠感・虚脱感・判断力や集中力の低下
体温の調節能力が十分に発達していない子ども、暑さや水分不足に対する感覚機能が低下している高齢者には特に気を配る必要があります。

●暑さを避ける、身を守るには…
・こまめに水分を補給する!
・外出時には日傘の使用、帽子の着用
・エアコン等で温度をこまめに調節
・天気のよい日は日陰の利用、こまめな休憩

●「熱中症警戒アラート」を活用しましょう
熱中症警戒アラートは、熱中症の危険性が極めて高い環境になると予想される日に発表されます。熱中症警戒アラートが発表された場合、市のホームページや防災無線で呼びかけを行います。また、危険な暑さにより深刻な健康状態が生じる恐れがある場合に、「熱中症特別警戒アラート」が発表されます。

熱中症警戒アラートが発表されたら
・外出はできるだけ控え、暑さを避けましょう
・外での運動は、原則、中止/延期をしましょう
・部屋の温度を調整し、涼しい環境で過ごしましょう
・熱中症のリスクが高い高齢者や子ども等には体調を気づかい、こまめな水分・塩分補給や休憩を促しましょう

より詳しい情報は…環境省・気象庁ホームページをご覧ください。

●しっかり対策をして今年の夏を乗り切りましょう。

問合せ:健康増進課
【電話】284-6000