くらし 高校生と事業者で作る食杜北杜 Vol.1

北杜高校の生徒と市内事業者が共同で新商品の開発・販売を行う地域ブランド「食杜北杜」。地域経済の循環・発展とともに高校生が地域の魅力を再発見すること、「食と農」を生かした住み続けられるまちづくりを推進するプロジェクトです。平成30年度から実施し、昨年度までに、延べ319人の高校生と19事業者が参加しました。

■これまでの食杜北杜
これまで、高校生の柔軟で自由な発想力と地元素材を知り尽くしたプロの技のコラボレーションにより、95品の商品を開発。完成した商品は、市内の道の駅をはじめ、市内外で販売を行っているほか、開発した高校生が販売する機会を設けています。高校生にとっては「企画・開発・製造・流通・販売」まで経験できる貴重な機会となります。来年3月の完成を目指して、商品開発を進めていきます。

■商品開発がスタート
8月26日(火)、キックオフワークショップ(事前学習)が行われ、新商品開発に携わる高校生35人が市の特産物・観光資源や小淵沢エリア振興ビジョンなど、地域の魅力や将来について学ぶ貴重な時間となりました。

続いて、8月28日(木)の第1回ワークショップでは、高校生と市内8事業者が初めて顔を合わせ、食杜北杜の概要やふるさと納税の仕組みを学びました。

参加した高校生からは「市の魅力のつまった商品を開発して人に誇れるものにしたい」といった感想が挙げられました。

第2回ワークショップでは、商品案を持ち寄り、いよいよ商品開発が始まります。