くらし 知ってくださいヘルプカード

みなさんはヘルプカードをご存知ですか。障がいがある人の中には、自分から「困っている」と伝えられない人、外見では判断できない障がいを持つ人もいます。
もし、ヘルプカードを持つ人が困っている時は、声を掛けてください。あなたの思いやりがヘルプカードを持つ人の助けになります。

■困っている人を見かけたら…
(1)まずは、静かに声を掛けてください。
(2)「何かお困りですか。手助けできることはありますか」など、相手に伝わっているか確認しながらゆっくり話してください。
(3)ヘルプカードを提示されたら、本人の了解を得た上でカードの内容を確認し、記載されている内容について手助けをしてください。
(4)必要に応じて、記載されている緊急連絡先に連絡してください。

■災害時にも役立ちます
災害時は危険の察知が苦手だったり、パニックで発作が出て動けなくなったりしてしまう人がいます。まずは、気持ちを落ち着かせるため、ゆっくりと状況を説明してあげてください。
視覚障がい者には読み上げる、聴覚障がい者には文字で伝えるなど、障がいに応じた適切な手段で必要な情報を知らせてください。

■ヘルプカードを配布しています
市では、障がいや高齢などを理由に手助けを必要とする人にヘルプカードを配布しています。
対象:身体・知的・精神・発達障がいがある人、難病や高齢などを理由に手助けを必要とする人
※障害者手帳を持っていなくても受け取ることができます。
配布場所:障がい者支援課、長寿推進課、各支所市民地域課

■ヘルプカードの取り扱い
ヘルプカードには、いざという時にカードを見る人に「何を伝えたいのか」「どのような支援をしてもらいたいのか」が記載されています。重要な個人情報も含まれていますので、取り扱いや紛失に注意してください。

問合せ:
・障がい者に関すること 障がい者支援課(新館1階)
【電話】055-267-7287 【FAX】055-276-2113
・高齢者に関すること 長寿推進課(新館1階)
【電話】055-278-1693 【FAX】055-276-2113