- 発行日 :
- 自治体名 : 山梨県甲斐市
- 広報紙名 : 広報甲斐 令和7年3月号
■3月は「自殺対策強化月間」です
自殺は、さまざまな要因が複雑に関係していて、「その多くが追い込まれた末の死」であり「その多くが防ぐことができる社会的な問題」であると言われています。
3月は、就職や転勤、転居など生活環境が大きく変動する時期であり、自殺者数が増加する傾向にあります。
もし、先の見えない不安や強いストレス、生きづらさなどの悩みがある場合は、ひとりで抱えず、専門機関にご相談ください。
また、身近にいる人の変化や悩みに気付いたら、声を掛け、話を聞いて、必要な支援につなげ、見守ることが自殺予防につながります。
一人ひとりが心の健康問題に関心を持ち、できることから始めてみましょう。
あなたにできる自殺予防があります
○気付き~家族や仲間の変化に気付き、声を掛ける~
昇進・出産・借金・引越し・過重労働など生活の中での「変化」は悩みの大きな要因となります。
一見、他人には幸せそうに見えることでも、本人にとっては大きな悩みになる場合があります。
○声掛け~大切な人が悩んでいることに気付いたら、勇気を出して声を掛ける~
「変化」に気付き、声掛けの仕方に悩んだら、「眠れていますか?」(2週間以上続く不眠はうつのサインです)「元気がないけど大丈夫?」や「何か力になれることはない?」などと声を掛けてみましょう。
○傾聴~本人の気持ちを尊重し、耳を傾ける~
まずは話せる環境をつくり、本人が自分の気持ちを話すようになるまで待ちましょう。
話を聞いたら、「話してくれてありがとう」や「つらかったね」などと言葉を掛けて、ねぎらいの気持ちを伝えましょう。安易に励ましたり、相手の考えを否定することは避けましょう。
○つなぎ~早めに専門家に相談するよう促す~
専門機関や相談窓口への相談を勧めてみましょう。本人がうまく気持ちを話せず代わりに相談する場合は、丁寧な情報提供で専門家につなぎましょう。
○見守り~温かく寄り添いながら、じっくりと見守る~
相談者が各機関とつながりを持ったあとも、必要があれば相談に乗ることを伝えましょう。
相談は…
・こころの健康相談統一ダイヤル
【電話】0570-064-556
※365日24時間対応(平日正午~午後1時を除く)
・よりそいホットライン
【電話】0120-279-338
※24時間対応
問合せ:障がい者支援課[新]
【電話】055-267-7287
■精神障がい者に対する旅客鉄道株式会社等の旅客運賃割引制度
4月1日から精神障がい者に対する旅客鉄道株式会社等の旅客運賃の割引が実施されます。
割引の開始日、取扱区間、割引率、介護者等の取り扱いは、各鉄道会社によって異なる場合がありますので、直接、各鉄道会社に問い合わせください。
減額欄の記載により割引の適用となるため、記載のない有効期限内の手帳をお持ちの人で、減額欄の記載を希望する場合は、手帳にスタンプを押印しますのでご来庁ください。
なお、今後交付される手帳には、事前に減額欄が印字されます。
押印場所:障がい者支援課、各支所市民地域課
対象:精神障害者保健福祉手帳(旅客鉄道株式会社等旅客運賃減額第一種または第二種の記載のあるもの)をお持ちの人
※第一種:精神障害者保健福祉手帳1級
第二種:精神障害者保健福祉手帳2級または3級
※お手持ちの手帳が以下の場合、割引が適用とならない場合があるため、ご注意ください。
・第一種または第二種の表示がない手帳
・有効期限の切れた手帳
・写真が貼付されていない手帳等
※詳細は、県ウェブサイトをご覧ください→QRコードは広報本紙をご覧ください
問合せ:障がい者支援課[新]
【電話】055-267-7287
■市視覚障がい者協会をご存知ですか
市視覚障がい者協会は、市内在住の目の見えない人・見えにくい人が集まって活動している県視覚障がい者福祉協会の1支部です。主な活動内容は研修や親睦会、要望活動です。
研修、親睦会では、これまで県立科学館、日本点字図書館、触れる博物館など県内外の施設見学、講演会や落語鑑賞、スマホ勉強会など、会員からの希望を聞きながら随時、実施してきました。
今年度は、便利グッズ勉強会を行い、会員同士で、普段使っている便利グッズの紹介や日常生活におけるそれぞれの創意工夫、新たな情報など学び合いました。また、勉強会終了後には忘年会も行い、親睦を深めながら楽しいひとときを過ごしました。
要望活動では、歩きやすい道路環境の整備、音響式信号機の増設、タクシー利用補助事業の充実、日常生活用具給付品目の追加など暮らしやすい環境作りを目指し、関係機関等への働きかけを行っています。
現在の会員は13人ですが、より多くのみなさんにご参加いただき、活動の輪を広げていきたいと願っています。会員と一緒に活動し、悩みごとや困りごとを共に分かち合いましょう。興味、関心のある人は、お気軽にご連絡ください。
問合せ:障がい者支援課[新]
【電話】055-267-7287
【FAX】055-276-2113
【メール】[email protected]
■水道管の凍結対策
水道管にも次の対策をして凍結事故を防ぎましょう。
(1)水道管や蛇口に布切れや毛布などを巻き、濡れないように上からビニールテープを巻いてください。
(2)水道メーターボックス内には、ビニール袋などに入れた保温材を水道メーターが見えるように詰めてください。
(3)雪により水道メーターボックスが埋もれてしまうことがありますので、除雪を行ってください。
(4)長時間水道を使用しない場合は、不凍栓を右に止まるまで回して蛇口を開け、水を抜いてください。水が抜けたら蛇口を閉めてください(不凍栓は開閉ともに止まるまで回さないと漏水する恐れがあります)。
問合せ:上下水道工務課
【電話】055-278-1670
■建物・住宅を改修・解体するときは
建物の改築や取り壊しなどにより水道管を移設、または撤去する場合は、工事申請が必要です。
市指定給水装置工事事業者を通じ、上下水道工務課に申請し、認可を受けてください。
最近、未認可工事による漏水事故等が多発していますので、ご注意ください(漏水事故等の状況によっては、損害補償の対象となります)。
ただし、パッキンの取り替えなど軽微な変更の場合、申請は不要です。
問合せ:上下水道工務課
【電話】055-278-1670