- 発行日 :
- 自治体名 : 山梨県上野原市
- 広報紙名 : 広報うえのはら 2025年9月号
■多種多様なシフトワーク
皆さん、こんにちは。まだまだ暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。先月は、睡眠の病気で聞きなれない『交代勤務睡眠障害』のお話をしました。交代勤務というより、シフトワークの方が聞きなれている人も多いかもしれません。
先日、とある電鉄系会社勤務の人とお話をした際に、その会社の勤務形態が20種類以上あることを聞き、医療界では、看護師さんの日勤、準夜勤、深夜勤が有名ですが、業界によってかなり多種多様性があるのだと思いました。
なるべく仕事に影響を出さないための対策は、それぞれの業界で有り、勤務間を11時間以上確保したり、日勤・準夜・深夜の順にシフトを組んだり、夜勤前や夜勤の休憩時間に仮眠を取ることが推奨されています。
私が研修医だった頃は、気合と根性で夜勤を乗り切れと言われましたが、令和の時代は、従業員個人のシフトワークへの順応性、持病の有り・無しなど、きめ細やかな対応が必要になってきています。