健康 こんにちは保健師です

■認知症への理解を深め地域で”共に生きる社会づくり”をしよう
高齢化社会が進んだ現代日本。2040年には国の65歳以上の7人に1人が認知症になる(厚生労働省統計)といわれています。
こうした状況を背景に、2024年1月には「共生社会の実現を推進するための認知症基本法」が施行されました。この法律には、「共生」「尊厳」「希望」という新しいキーワードが掲げられ、従来の予防や治療といったテーマに加え、『共に生きる社会づくり』が大きな柱として取り入れられています。
『共に生きる社会づくり』に取り組む機運が高まっている今、一人ひとりが認知症の理解を深め、認知症を「なってはいけないもの」として恐れるのではなく、「なっても大丈夫」と思え、備えることができる地域づくりについて考えていきましょう。

●認知症になっても安心して生活ができる地域づくりに向けて-
認知症ケアパス(備えて安心 認知症希望ガイド)を作成しました。
町ホームページや町介護課(地域包括支援センター)などにあります。ご活用下さい!

(保健師・岸本綾)