くらし ふじかわFocus

■～世代を超えて交流をできる場を～
今月は、初めて駅前通組で地域の方なら誰でも参加できる行事として「駅前秋祭り」を企画した、鰍沢南区駅前通組育成会会長　今村知弘さんにお話を伺いました。

◆このお祭りを企画したきっかけを教えてください。
これまで、駅前通組には、子どもや大人、それぞれの世代に限定された行事しかなく、全世代が一堂に集まる機会はありませんでした。人と人とのつながりが薄れているいまだからこそ、住民同士の絆を深め、笑顔があふれる、安心して暮らせる地域を目指したいと思い、企画しました。

◆この秋祭りの特徴はありますか。
この駅前秋祭りでは、地区の公民館を会場とし、災害時に公民館を避難所として使用することを想定し、大勢の方が集まることや、食事の提供は炊き出しをイメージできるようにしました。使用できる設備や物品、足りないものを確認する機会とすることで、いつでも安心して利用できる公民館になりました。

◆これからの展望をお聞かせください。
今回、地区の力の大きさを改めて実感しました。準備や当日の運営も一人ではできません。それは、日常や災害時でも言えることです。このお祭りが今後長く続き、地域の絆がより深まっていくことを願っています。そして、今後もこのつながりを大切にし、地区の方の秋の楽しみとなるお祭りに発展させていきたいです。