くらし 地域で取り組む地域福祉活動を紹介

地域の中で多くの人が感じている生活上の困り事を、「地域における課題」として捉え、地域住民や社会福祉関係者、行政などがお互いに協力して解消に向けて取り組むことを「地域福祉」といいます。
各地区では、地域課題を把握し解消に向けた取り組みを行っています。今回は、地域の助け合いが特に重要となる災害をテーマに、更北地区住民自治協議会の地域福祉ワーカーが企画した取り組みを紹介します。

■私たち地域福祉ワーカーが中心となって防災学習会を企画しました
夏休みの自由研究に防災を取り入れてもらいながら家庭の防災力を強化したいと考え、更北公民館を会場に、親子で楽しみながら学ぶ全12回の学習会「防災まなびカフェ」を、7月末から8月中旬にかけて開催しました。
各回のテーマは「ペット防災」「アウトドア防災」「大人がいない時の身の守り方」「災害時の食事」「避難所生活をよくするために」など多岐にわたり、防災に関する認識を新たにすることができました。

■8月2日(土)に実施した学習会の様子を紹介します
◇「災害弱者の困り事」車椅子体験
車椅子を体験してもらうと、最初はおっかなびっくり、お母さんの乗った車椅子を「重い」と言いながら押していたお子さんもだんだん慣れ、逆に自分が乗ってみたときには、車椅子の方の目線を知る良い機会になったようです。

◇「三角布の使い方andオリジナル三角布作り」
楽しみながら、防災について学んだ子どもたちが、帰宅後に、配布された防災用品をリュックに備えたり、学習のまとめをしながら、親子で話を深めてもらえたのではないかと感じています。

今後も継続的な活動として、子どもの居場所づくりと関連付けながら定期開催できるよう考えていきます。

問合せ:福祉政策課
【電話】224-5028【FAX】224-5106